大きすぎる一点物「クリームコロッケ」は、最後まで美味しく味わえるのか?

しばらくして運ばれてきたのがこちら。実物を目の前して、しばらく絶句してしまいました。大き目のお皿の上にラグビーボール型のクリームコロッケがドーンと1個のっています。

写真では若干伝わりづらいのですが、このクリームコロッケ、あまりにも規格外。大きさが20cm程あって、小さめのお弁当箱くらいのサイズ!

数ではなく1個の大きさが巨大。しかもそれがクリームコロッケという、他では見かけないメニューですが、やっぱり気になるのは“味”。それではいただきます。
まず外側を覆う衣はカリッカリ。クリームコロッケの衣というと、薄くて柔らかいのが一般的ですが、シエルのクリームコロッケの場合、キメの細かい衣をどっしりまとっていて、食べ応えがあるタイプとなっています。
衣の中身はというと、玉ねぎやキノコなどがたっぷり。熱々トロトロのベシャメルソースの粘度も高めです。
![[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2022/12/20221218-sielcreamkorokke07.jpg)
普通のクリームコロッケはどこまでも優しいクリームの滑らかさを楽しむのに対して、シエルの場合は具材の存在感も込みで楽しむ、具沢山なグラタン的要素を味わう一品に仕上がっています。
また全体の8割ほどにデミグラスソースが掛かっているのですが、ソースがかかって柔らかくなった部分と、かかってないカリッカリ部分との食感の違いも楽しめます。

調査結果
上から見ても迫力満点! 厚さも3cmくらいあるので、全体としてのボリュームはまさにデカ盛り。食べる場所ごとに、一口ごとに食感の変わる熱々トロトロのクリームコロッケは、おかずとしての相性も抜群です。
ランチということでライスとみそ汁が付く定食構成なのですが、ご飯が進み、あっという間の完食となりました。
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『シエル』では今回紹介したクリームコロッケランチ以外に、トンカツやチキンカツのランチもカツが2枚のっていてボリューム満点。学生街にある昔ながらの洋食屋という側面もあって、取材中も絶えず人が訪れていて、昔から続く人気のお店という感じでした。
(撮影・文◎けいたろう)
●SHOP INFO
シエル
住:京都府宇治市槇島町三十五56-5
TEL:0774-20-1782
営:11:00~14:00
休:木曜日
●著者プロフィール
けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。