お重にギッシリのった「ビフテキ重」でお肉の旨さを堪能してみた

しばらくして運ばれてきたのがこちら。うな重のようにお重に入っています。フタを開けてみると、食べやすいサイズにカットされたステーキがギッシリと規則正しく並んでいて、肉好きにはたまらない光景となっています。
それではいただきます。下のご飯ごと肉をすくって一口で食べると、ビフテキはミディアムレアな焼き具合。プリッとした食感の肉厚のお肉から旨味がジュワーっとあふれます。
お肉下のご飯部分には甘辛く煮込まれた玉ねぎが敷かれていて相性ピッタリ。お肉もご飯もどんどん進みます。

テーブルの上にはワサビやガーリックチップ、山椒、醤油などが置いてあって味変も可能。そのままでも十分に美味しい「ビフテキ重」は味付けがかなりシンプルなので、ワサビとほんの少し醤油を垂らして食べるのもオススメです。
いろんなお肉を楽しみたいなら「三連重」を選ぼう

いろんなお肉とご飯のバリエーションがある『ロマン亭』で、「ビフテキ重」と並んでオススメなのが「三連重」です。
こちらは「ビフテキ重」と、もう一つの看板料理である「肉飯重」、さらに「小さいお重」が付けられ、3つのお重をいろいろな食べ方で楽しめるメニューとなっています。今回は小さいお重として、人気の「ローストビーフ丼」を注文しました。
注文してしばらくすると、何やら大きくて豪華な箱が登場。「三連重」はこの中に入っているとのこと。フタを取ってみると、まず上層に小鉢が入っていて、その下から三連のミニお重が登場。肉尽くし、美味しいもの尽くし感がたまりません。

まずは先ほども食べた「ビフテキ重」のミニサイズ。ミニサイズといっても、お肉は分厚くカットしてあるので食べ応えは遜色なし。

真ん中の「肉飯重」は薄切りの肉を塩味ベースで炒めたもの。シンプルでサッパリしつつもコクがあり、肉と脂のバランスもよく奥深い味わい。牛肉料理という点では「ビフテキ重」と同じでありながら、カットや調理の仕方でしっかりと差別化されているのがわかります。最後は左側の「ローストビーフ丼」。こちらは薄切りのローストビーフでスルスルとなめらかな食感。ビフテキ重とも肉飯とも違うお肉の食感が楽しめました。
結論:「三連重」は全体を通してみるとボリュームはもちろん、お肉のそれぞれの異なった表情が楽しめる絶品のメニューでした。「ルクア店」ではいなりずしの中に肉を入れ込んだ「肉いなり」も販売していて、「三連重」にも組み込めるので、そちらもオススメです。
ちなみに『ロマン亭』は、「ルクア」の隣のグルメスポット・エキマルシェにも系列店が入っていますが、「三連重」があるのはルクア店だけとなっているので注意が必要です。
(撮影・文◎けいたろう)
●SHOP DATA
ビフテキ重・肉飯 ロマン亭 ルクア大阪店
住:大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ルクア1100 B2F
TEL:050-5595-3408
営:11:00~23:00(L.O.22:00)
休:無
https://okayamafs.com/storebrand/romantei-jyu/
●著者プロフィール
けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。