トッピング、スープ割りで2kg超え確定のデカ盛りつけ麺

初めて来たから、まずは食べてから! トッピングを選ぶのは後回しにして、まずはつけ麺を味わうことにします。でもその前に計測! 麺の方は直径20cmの器に高さ約15cm、重さ1288g。つけ汁の大きい方は直径約13cmの器で341g、もう一つは295g(全て器の重さを除く)。
ということは、2つのつけ汁全て使い切って食べたら1924g。これにトッピングやスープ割りを足したら2kg超え確定。もしかしたら麺増量しなくても1.5kgぐらいになっていたかも?

「つけ汁が2つではなくて、小さい方の器は“味付きあぶら”なんですよ」と店長。あぶら? 店内にはオススメの食べ方が貼られています。
・ブタをつけ汁に沈めて、まずはそのまま麺をつけ汁にひたして
・麺を味付きあぶらに直接つけて
・お好みの無料トッピングは必ず少しずつ
・追い飯はつけ汁、あぶらと一緒におじやのように
など。各種無料トッピングと合わせたオススメの食べ方は、カウンターにあるQRコードを読み込むと出てくるとのこと。確かに、いろんな食べ方ができそうな気がします。ということは、つけ汁と味付きあぶら、2つの味でつけ麺を楽しめるってことかぁ。テンション上がる~!
濃厚つけ汁&旨みの塊味付きあぶら! デカ盛りなのにちっとも食べ飽きない

「つけ汁のベースは豚骨と醤油、スープを作る段階でできた背脂も入っています。麺は自家製極太うねり麺で、大に麺増量の場合約700g。具は麺の方にもやしキャベツとチャーシュー、つけ汁の方にメンマ、タマネギ、小口ネギです。大盛りの場合、つけ汁が途中でなくなったらお代わりOKですよ」。と店長。
多種類のトッピングにつけ汁おかわりOKなら、とことん満腹になれちゃうってことですね。太っ腹すぎる!

ふと周りを見渡すと、ほとんどの人が「極どろつけ(大)」を注文している。そして、迷うことなく山盛りを食べ進めていきます。ということはこの店、1kg超えが余裕で食べられる人たちが集う店なの? そして食べるスピードも速い。黙々と食べて、さっと完食して店を出ていきます。大喰いの聖地に来ちゃったのかもしれません。
ちなみに、「極ドロつけ麺」の小は850円、中は880円。小の場合茹でた後の麺の量は約300g、中は約450gで大は約600g。20円の違いで麺が450gか600gになるんだったら、そりゃ大を頼むでしょ食べきれるなら。なぜ「極ドロつけ麺(大)」が券売機の一番人気の場所にあるのか、思わず納得です。

豚骨醤油のつけ汁はドスッとくる旨み、そして味付きあぶらは、こっちも濃厚だけれどほのかに甘みを感じるキレのある旨み、それぞれ旨みの塊のようなつけ汁の美味しさを、シコシコの極太麺で味わえる『つけ麺 どでん』。お腹が限界になる程満腹になってなんとか完食。
次回は、麺のボリューム中にして追い飯や100円トッピングでもっと味変を楽しみたいっ! 後、ローストポークも気になる。ランチタイムには行列ができるというのも納得の、魅力的なパワフルつけ麺でした。
(撮影◎宮川朋久 取材・文◎いしざわりかこ)