徹底調査! 北千住駅改札の脇で売られる「3500円のハンバーガー」の中身とは?

徹底調査! 北千住駅改札の脇で売られる「3500円のハンバーガー」の中身とは?
食楽web

 ハンバーガーとして大半の人がイメージされるのは、マクドナルドをはじめとするファストフードのそれと思いますが、一時期より、千円オーバーのいわゆるグルメバーガーの専門店が増えています。

 ご存知の通り、グルメバーガーの大半はファストフードよりも贅沢な素材を使い、ポテトなどの副菜もワンプレートでセットでいただけるもの。確かに高額ではあるものの、ファストフードでは味わえないクオリティのものが多く、ハンバーガーの存在感を高めています。

 そんな進化するグルメバーガーをさらに昇華させるかのように、なんと定価3500円のハンバーガーを販売するお店を発見! 東武スカイツリーラインおよび日比谷線の北千住駅・北改札脇にある『Z BURGER & クラフトビールタップ』というお店です。

東武スカイツリーラインおよび日比谷線の北千住駅・北改札脇にある『Z BURGER & クラフトビールタップ』
東武スカイツリーラインおよび日比谷線の北千住駅・北改札脇にある『Z BURGER & クラフトビールタップ』

 今年3月にオープンしたばかりの同店。定価3500円のハンバーガーをメニューに加えるなど、かなり攻めているように見えます。また、これまではファストフードが定番だった「改札脇」というテナントであえて高額なグルメバーガーを販売するというのも挑戦的であり、ましてやこのコロナ禍です。お店が目指すところ、そして3500円のハンバーガーの味……いずれも前例がなく、想像することができません。

 そこで今回はこの『Z BURGER & クラフトビールタップ』で実際に3500円のハンバーガーを食べながら、お店を運営する『ワールド リカー インポーターズ株式会社』重野晋平さんに話を聞くことにしました!

フランス料理の技術や食材で作られた極上のグルメバーガー

お店自慢のクラフトビールのサーバの前で。『ワールド リカー インポーターズ株式会社』重野晋平さん
お店自慢のクラフトビールのサーバの前で。『ワールド リカー インポーターズ株式会社』重野晋平さん

 コロナ禍による外食産業のダメージは連日報道されていますが、そんななか改札脇という好立地に、お店を出した理由はどんなものだったのでしょうか。

「弊社は世界各国のクラフトビールの輸入を行い、レストランなど飲食店も数多く展開していた関係で、以前あったお店の撤退が決まった際にお声がけをいただき、弊社でも是非挑戦することにしました」(重野さん)

 お店はモーニングタイム(8:00~11:00)、ランチタイム(11:00~17:00)、ディナータイム(17:00~23:30)と3つの顔を持ち、それぞれの時間帯でメニュー展開も大きく変わります。モーニングタイムはパニーニなどを軽食として食べコーヒーをいただくカフェ的要素が強いそうですが、ランチタイム・ディナータイムでは自慢のグルメバーガーをいただけます。

 グルメバーガーでも複数のメニューがありますが、中でも特に目を引く定価3500円の「フォアグラ・トリュフバーガー」。これは果たして一体!?

「弊社が運営してきたヨーロッパ料理などを出すレストランには、本格的なハンバーグや肉料理を得意とするシェフがいますが、ハンバーガーとなると、経験がありませんでした。しかし、それを逆手にとり、他のハンバーガー屋さんが考えらないようなメニューを考案しようと考えたのが『フォアグラ・トリュフバーガー』です。他店にない、ハイクオリティで贅沢なメニューがお店のアイキャッチになると良いなという思惑もありました」(重野さん)

 フランスの高級料理の一つに、ロッシーニという肉の上にフォアグラを乗せたものがあり、それをイメージしてメニューを考案したそうです。果たして、この3500円バーガー、それだけの価値があるのかどうか。さっそくいただきたいと思います。