絶品の「トリュフデミグラスハンバーグ」を味わってみた!

こちらが、「トリュフデミグラスハンバーグ」。神々しい肉塊に箸を入れると、ふわっと柔らかく、濃厚なトリュフソースがしっかり絡みます。デミグラスのコクとともに、トリュフが香り上品! ハンバーグは肉の食感が程よく残り、甘い肉汁がソースとよく合います。

デミグラスソースとともに共存するトリュフの存在感はお見事。トリュフの味をどうハンバーグに落とし込むかは非常に苦労したそうで、削ったり、刻んだり、様々な方法を模索。その結果、乾燥させたトリュフを粉末にしてデミグラスソースと一緒に煮込むと、最もトリュフの香りを引き出すことができたそうです。

素材には、黒毛和牛と平田牧場の三元豚を合わせた合い挽き肉を使用。肉のジューシーな食感が残るように挽き方にもこだわり、あえて乳化をさせず捏ねているそう。また、つなぎはたまねぎ、パン粉など必要最小限の素材だけを使っています。火釜で炊いたお米「宮城県産ヒノヒカリ」は粒ぞろいで程よい甘み。ソースとも素晴らしいマッチングでした。

そして思わぬ伏兵が、このキヌア入りのサラダ。りんごとディルで作ったドレッシングは、この定食のためだけに開発された一品だとか。爽やかな風味のサラダが、濃厚なハンバーグの箸休めに最高なのです。
ハンバーグの脇を固めるインゲンのグリル、ゆで卵、パスタもトリュフデミグラスソースと相性抜群。こだわりが随所に光り、定食のメニューを丸ごと堪能できました。昼12時のオープンからほぼ1時間で完売してしまいますので、気になる方はぜひお早めに!
(撮影・文◎亀井亜衣子)
●DATA
君のハンバーグを食べたい
住:東京都新宿区西新宿7-11-15 MIYAKOビル1F
営:12:00~売り切れ次第終了