2kg超えのアブラに悶絶! 『武蔵野アブラ学会』の「特濃ダブダブダブ油そば」を食べてきた

2kg超えのアブラに悶絶! 『武蔵野アブラ学会』の「特濃ダブダブダブ油そば」を食べてきた
食楽web

 学生街&住宅街の吉祥寺には、ウマい大盛りメニューが味わえる店がいくつかあります。そのひとつが、『武蔵野アブラ学会 武蔵野店』。こちらの油そば専門店には、濃厚な旨みとハンパないボリュームで、大喰い魂を鷲掴みにしてくれる油そばがあるんです。

 メニューは、王道の油そばを始め、「明太マヨ油そば」「パクチー油そば」、チーズやフライドオニオンをのせた「特濃パンチ油そば」などバリエーション豊富。その中で最大のボリュームを誇るのが「特濃ダブダブダブ油そば」です。ダブが3乗。なんだかわからないけれど迫力を感じます。公式では麺480g。そこに野菜やチャーシューが山盛りになった、麺・野菜・肉のマウンテンです。

「特濃ダブダブダブ油そば」1,280円。高さは約18cm。油そばなので汁ではなくタレ
「特濃ダブダブダブ油そば」1,280円。高さは約18cm。油そばなので汁ではなくタレ

 注文すること数分後、テーブルにやってきたのは、大きめのどんぶりにうず高く積まれた山! 刺さっているノリの高さを余裕で超えています。通常の油そばなら、麺や具をまずはガーッと混ぜて、タレの味を行き渡らせるのですが、これ……無理! かき混ぜたくともミッチリ積み上げた山がそれを許しません。

器の直径は約20cm。黄身やナルト、カイワレにメンマなど、彩りもいい感じです
器の直径は約20cm。黄身やナルト、カイワレにメンマなど、彩りもいい感じです

 ということで、最初の一手は、まず頂上を崩すことからスタート。麺は極太のモッチリ麺。製麺所として有名な、三河屋製麺と共同開発したオリジナルの麺です。サイドにあるチャーシューやモヤシなどの野菜とともに、山を掘削していきます。

重さは2,177g(器の重さを除く)。どっしり感があるのは、さすが2kg超え!
重さは2,177g(器の重さを除く)。どっしり感があるのは、さすが2kg超え!

 ちなみに、吉祥寺~武蔵境のある武蔵野市は、油そばの発祥地と言われ、老舗から新店まで、油そばの有名店がいくつかあります。昔ながらの中華料理店のメニューにも油そばはあるなど、油そば好きにとっては聖地だったりするんです。

スープがない分、麺が伸びにくいのも油そばのいいところ。中にいくほどタレが染み込んでいます
スープがない分、麺が伸びにくいのも油そばのいいところ。中にいくほどタレが染み込んでいます

 山をほぼ切り崩し、器の縁とほぼ平らに近くなったところで、やっとタレを全体にまわすためにガーッと混ぜ合わせます。ここまでは麺のおいしさ、チャーシューのおいしさなど、個々の味を楽しんできましたが、ここからはタレとの融合、全部合わさった味を堪能します! タレは4種の醤油などを合わせた醤油ダレや香味野菜、豚骨などを合わせた店オリジナル。太い麺にガッチリ絡みつく、力強い味わいです。

卓上にある「味変」アイテム。昆布酢、胡麻ラー油、山椒、醤油、胡椒など
卓上にある「味変」アイテム。昆布酢、胡麻ラー油、山椒、醤油、胡椒など

 もし味をアレンジしたくなったら、卓上にある味変アイテムを。昆布酢はさっぱり味に、山椒と胡椒はピリッと。胡麻ラー油は辛さというよりコクが深くなる感じ。香ばしさもアップします。

約30分で完食! 2kgの山、制覇しました~! ドスッとお腹にたまります
約30分で完食! 2kgの山、制覇しました~! ドスッとお腹にたまります

 ちなみに「特濃ダブダブダブ油そば」は、1日4~5食は注文が入るとのこと。ほとんどの人が食べきって帰るそうですが、やはり1杯2kg超えのメニュー。食べきれる自信がある人のみが注文したほうがいいでしょう。時間制限、個数制限などはなく通常のレギュラーメニュー。吉祥寺店のほか、池袋店や早稲田店、代々木店でも注文可能です。

 冬季限定メニュー、炙りチーズ油そばが食べられるほか、12月からは鍋コース料理(4名~)もスタート。1人でサッと油そばをかきこむのも良し、何人かで来て鍋を囲みつつ、シメに油そばを食べるのもおすすめです。ポイントを貯めるとトッピングが無料になるポイント制度もあるので、何度も通ってさまざまな味の油そばを楽しむのもおすすめですよ。

●SHOP INFO

武蔵野アブラ学会

店名:武蔵野アブラ学会 吉祥寺店

住:東京都武蔵野市吉祥寺本町1-13-2 白石ビル 1F・2F
TEL:0422-27-1596
営:11:00~23:00(LO)
休:なし