まさに羊肉の楽園! 新宿『ジンギスカン羊一』のラム肩ロースが史上最強に旨いワケ

まさに羊肉の楽園! 新宿『ジンギスカン羊一』の肩ロースが旨いワケ
肩ロースに野菜は玉ねぎ。清く正しいベーシックジンギスカンの図 | 食楽web

 羊好きにとって、ジンギスカンといえば、やっぱり柔らかく脂がのった肩ロースを食べずには帰れません。昨今の羊肉ブームで、さまざまな部位が味わえるようになりましたが、ジンギスカンの基本とも言える肩ロースにこだわったお店が、都内に数店舗を構える『ジンギスカン羊一』。新宿店が新規オープンしたとの情報を聞きつけ、早速行ってきました。

『ジンギスカン羊一』の何がスゴいかというと、希少な「オーストラリア ヴィクトリア州産肩ロース」を食べられるんです。しかも一度も冷凍されていないチルドの新鮮なラム肉を空輸しているため、美味しくないわけがありません。

厳格な管理の下、オーストラリアと日本の数千キロの距離を一度も冷凍せずに空輸
厳格な管理の下、オーストラリアと日本の数千キロの距離を一度も冷凍せずに空輸

 鮮度抜群のヴィクトリア州産ラム肉は、臭みが全くありません。ただし、羊肉特有の香りはきちんとあります。ヴィクトリア州では、雨が多く牧草の質が良いため、グラスフェッド(牧草肥育)で羊が育てられているそう。だから、食べやすいのに、香り高くて旨みが濃い最高品質の肉ができるんですね。

 ところで、『ジンギスカン羊一』の責任者・佐々木さんは北海道の出身。ベーシックなジンギスカンにとことんこだわっています。羊肉がブームの兆しを見せる中、こちらのジンギスカンは、改めて肩ロースという部位の魅力に気づかせてくれます。

白髪ネギとわけぎを辛味ダレと和えたサラダを肉に乗せて食べても◎
白髪ネギとわけぎを辛味ダレと和えたサラダを肉に乗せて食べても◎

 肉の味をしっかりと感じられる肩ロースは、オリジナルのタレはもちろん、塩や山わさび、生にんにく、パクチー(有料)など、味を変えつつ楽しみます。

落ち着いた掘りごたつのある店舗も多い。
落ち着いた掘りごたつのある店舗も多い。

 こちらのお店は座敷もあり、靴を脱いでゆっくりとジンギスカンが楽しめるのも特徴。掘りごたつ式なので足も楽ちんです。

 新宿店以外にも、渋谷、五反田、田町にも店がありますので、ぜひ行ってみてください。

(撮影:菊池一弘 ジンギスカン羊一)

●SHOP INFO

店名:ジンギスカン羊一 新宿店

所在地:〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町2-8-12 新宿アーバンホテル2階
TEL:03‐6457‐6929
営:17:00~23:30(※金・土は朝4:00まで営業)
定休日:月(2018年内)
座席数:62席
http://www.youichi.jp/

●プロフィール

菊池一弘

羊齧協会主席。羊肉を常食する岩手県遠野市出身の父の影響で、羊肉料理に親しんで育つ。北京留学中に現地の味に触れ、その魅力に開眼し羊好きの消費 者団体「羊齧協会」を結成。本業は、イベントの開催・運営、場作りのプロとしてのアドバイザー業務などに携わっている。最近は四川フェスの運営団体麻辣連盟の幹事長も兼務。
http://hitujikajiri.com/