「レモ缶ひろしま小鰯のアヒージョ」はワインとの相性抜群
広島市内では、カタクチイワシが「小イワシ」という名称で長く親しまれてきました。安く手に入る庶民の食料として、広島では生活に欠かせない魚だったのだとか。そんな小イワシをいまっぽくアレンジしたのが、「レモ缶ひろしま小鰯のアヒージョ」です。

広島産のレモンの皮と果汁に瀬戸内産の藻塩を合わせて熟成した「藻塩レモン」に、ガーリックの風味を効かせた小イワシの缶詰です。こってりしているのかと思いきや、レモンの酸味でさっぱりしています。クラッカーやフランスパンに載せたり、パスタに和えたりしてもおいしいはず。

ワインに合わせるだけでなく、これなら日本酒のお供にも良さそうです。缶詰とはいえ、ご当地っぽさとオシャレさが共存しているので、手土産にも良さそうですね。
「コリコリホルモン せんじ揚げ」は歯ごたえ十分
「せんじ揚げ」とは、豚の胃袋(ガツ)などのホルモンを揚げた珍味のこと。広島では「せんじ肉」や「せんじがら」と呼ばれ、広島市西区の食堂や精肉店で作られたのが始まりだと言われています。

せんじ揚げは、湯引きしたガツを油で20~30分揚げて干したものを塩や調味料で味付けしています。最初はゴムを噛んでいるような食感なのですが、噛めば噛むほど味が出てきて、ビールや焼酎が進むこと必至。

地元ではそのまま食べるだけでなく、肉じゃがやモツ煮込みなどの料理にも使われるのだとか。保存も効くので、お酒のアテとしてストックしておくといいいですよ。