江戸前の三大蕎麦の一つ「室町砂場 日本橋本店」

『藪』、『更科』と並ぶ江戸前の三大蕎麦の一角を成す系譜『砂場』。日本橋に店を構える明治2(1869)年創業の老舗『室町砂場 日本橋本店』もその一つです。
室町砂場ではそばの芯だけを挽いた更科粉を卵でつないだものを「ざる」、挽きぐるみ粉等のそば粉を二八の割合でつないだものを「もり」として、2種類のお蕎麦を出しています。

ちなみに、『室町砂場 日本橋本店』は、実は「天ざる・天もり」の発祥店です。天ぷらが入った温かい汁+冷たいおそばという、いわゆる「つけ麺」の形態で提供したのはここが初めて。

老舗の名に甘んじず、一品一品、手抜かりなく丁寧に作り出されるそばと料理は思わず唸る味わい。

広々とした店内は風情たっぷりで、窓から見える庭も素敵です。優雅な気分で年越しそばを味わってみては?
●SHOP INFO
室町砂場 日本橋本店
住:東京都中央区日本橋室町4-1-13 砂場ビル
https://www.muromachi-sunaba.co.jp/
※年越しそばの予約情報は店のHPからご確認ください
※本記事は過去の取材記事を再構成したものです









