「パリの隠れた名店No.1」の最新メニューが東京で味わえる! 渋谷『Le Comptoir』のスペシャルディナーに注目

隠れた名店No.1を誇る、パリの実力派ビストロミー『Bistro Instinct』とは?

マキシミリアン・ヴォレック氏がシェフをつとめるパリの『Bistro Instinct』は、日本人も多数来店
マキシミリアン・ヴォレック氏がシェフをつとめるパリの『Bistro Instinct』は、日本人も多数来店

『Bistro Instinct』は、“ビストロの温もり”と“ガストロノミーの精緻さ”を融合させた、パリで人気の「BISTRONOMIE(ビストロミー)」スタイルのレストラン。シェフのマキシミリアン・ヴォレック氏が手がける「アートと料理を直感でつなぐ味わい」は、斬新でありながら心地よい余韻を残し、多くの人を魅了しています。また、トリップ・アドバイザー「パリの隠れた名店」部門で1位を獲得するなど、高い評価を受けています。

ヴォレック氏が魅せる、素材の個性が響きあう本場のフレンチコース

訪れた日は、シェフが来日し厨房に立ったスペシャルデー。同店では、料理が作り上げられる様子を臨場感たっぷりに見ることができます
訪れた日は、シェフが来日し厨房に立ったスペシャルデー。同店では、料理が作り上げられる様子を臨場感たっぷりに見ることができます

 今回のコラボ企画では今夏、パリ本店で実際に提供されている最新メニューをフルコースで味わえます。筆者が訪ねた日は、来日中だったヴォレック氏が自ら厨房へ。現在は『Le Comptoir』のシェフがメニューを再現しています。

前菜「冷製ズッキーニのスープ、シェーブルのパンナコッタ、チェリーのジュレ、アルプス産チーズのチュイル添え」
前菜「冷製ズッキーニのスープ、シェーブルのパンナコッタ、チェリーのジュレ、アルプス産チーズのチュイル添え」

 前菜は、シェーブルのパンナコッタにスープ仕立てのズッキーニを合わせた、夏らしいひと皿。シェーブルチーズの濃厚な味わいに、ズッキーニの風味が軽やかさをプラス。チーズ好きにはたまらないボリューム感! もちろんワインにもぴったりです。

豊富なナチュラルワインからセレクトしてもらったオーストリアの白ワイン。フルーティーでさわやかなミネラル感
豊富なナチュラルワインからセレクトしてもらったオーストリアの白ワイン。フルーティーでさわやかなミネラル感
魚料理「カンパチの炙りタタキとうもろこしのクリーム、赤ピーマンのソース、大場のフリット」  [食楽web]
魚料理「カンパチの炙りタタキとうもろこしのクリーム、赤ピーマンのソース、大場のフリット」 [食楽web]

 魚料理は、絶妙にレアな炙り加減が際立つカンパチ。甘みを感じるとうもろこしのクリームと赤ピーマンのソース、淡白なカンパチのマリアージュが新鮮です。一見、ザクロのようにも見える赤とうもろこしのマリネが彩りを添え、フレンチならではのカンパチの新たな魅力が楽しめます。

肉料理「牛フィレ肉のロースト、ソース・ショロン、じゃがいものミルフィーユとナスの二種のアレンジ」
肉料理「牛フィレ肉のロースト、ソース・ショロン、じゃがいものミルフィーユとナスの二種のアレンジ」

 そして肉料理には、パリ本店の新メニューがお目見え。しっかりとした旨味が感じられる牛フィレに、トマト風味のソース・ショロンが華やかさを添え、コクのあるなめらかなナスのピューレは食べ応えを感じる満足感。じゃがいものミルフィーユが香ばしい箸休めに。重厚ながらバランスの取れた、さすがのおいしさです。

パリの味そのままを東京で味わえる、期間限定の美食体験

デザートは「プロフィットロール バニラアイスとピーナッツプラリネ」
デザートは「プロフィットロール バニラアイスとピーナッツプラリネ」

 3種のチーズを挟んでから、デザートへ。とろりとしたチョコレートソースがたまらない『Bistro Instinct』のシグネチャーであるプロフィットロール。ピーナッツのプラリネの風味が広がり、リッチな甘さはフレンチの締めにふさわしい一品です。

 スペシャルコラボは8月23日(土)までの期間限定。パリまで足を運ばずとも、本場の人気ガストロミーが堪能できるこの機会を、ぜひお見逃しなく!

●SHOP INFO
Le Comptoir(ル・コントワール)
https://www.lecomptoir.co.jp/pages/cuisine
※ディナーは要予約