たっぷりご飯をおひつで提供! 「ダブダブ」は牛&豚肉のいいとこ取り定食だった

席に着いたと同時に、おひつに入った大量のご飯と赤だしが運ばれてきました。ご飯は軽くお茶碗3杯分はあり、空になったらおかわりもできます。さすがはサラリーマンに愛されるガッツリ飯、サービスも豪快です。

ほどなくして豚の薄切り肉を使った焼肉と半熟玉子、千切りキャベツがのった「ダブダブ」もが出てきました。提供時間が早く、サクッと食べて仕事に戻れるのもビジネス街で長年愛される秘訣なのでしょう。
豚肉はニンニク醤油が効いた濃いめの味付け。炒めるときに牛脂を使っているらしく、豚肉なのにほんのり牛肉の旨味も感じられます。味付けの決め手は、大量のすりおろし玉ねぎ。お肉の臭み取りと甘みを加える役割があるそうです。
![牛と豚の良いとこ取り [食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2024/08/20240901-dabudabu05.jpg)
鉄板でしっかり焼かれた噛み応えがあるお肉に、パンチの効いた甘辛いタレが辛み、ご飯との相性が抜群。お肉、ご飯、お肉、ご飯……という永遠のループ! はじめはおひつに入った大量のご飯を見てびっくりしましたが、その理由がわかった気がします。

焼肉の上にのっている半熟玉子もたまらないおいしさ。鉄板でたっぷりのバターを溶かし、直接卵を割り入れて目玉焼きのようにしてからヘラで炒めていました。
そのため、とろっとした黄身とプルプルした白身の食感が両方楽しめるんです。バターの香りとコク、卵の優しい風味が、ガッツリ味の焼肉をマイルドに。焼肉と玉子をご飯の上にのせてかき込むと至福です。
味変部隊も勢揃い

テーブルの上には赤と緑のタバスコとソース、福神漬けが置かれていて味変天国。赤いタバスコをかけると、ピリッとした辛味と独特な酸味がアクセントになり、より食欲が掻き立てられます。
緑のタバスコはメキシコの青唐辛子「ハラペーニョ」が使われていて、マイルドかつ爽やかな辛さ。コッテリ味の焼肉をキリッと引き締めてくれます。箸休めにカリカリとした福神漬けを挟みながら、大ボリュームの焼肉定食を平らげました。
調査結果
『レストランニューハマヤ』は、本町で働くサラリーマンの胃袋を長年支え続けています。ニンニク醤油が効いた焼肉とふわふわの半熟玉子、たっぷりのご飯を食べれば、午後からのパワーがみなぎってくるはず。ぜひ、お腹を空かせて訪れてくださいね。
(撮影・文◎安達春香)
●SHOP INFO
レストランニューハマヤ 瓦町店
TEL:06-6231-8787
住:大阪府大阪市中央区瓦町4-3-10
営:土曜日、日曜日、祝日
休:11:00~13:45