まるでタイの食堂そのもの。料理もガチすぎる!

ランチタイムはビュッフェがありますが、他の料理もアラカルトで頼めます。実際、行った時に店内にいたタイ人のお客さんたちはビュッフェにはない麺類を食べていました。

中に入ると、びっくりするほど広い!なぜなら、なんと真ん中と左側の店は間の壁を取り払ってあって一つの店になっているのです。右側の店もつながってはいないけれども同じ店だそうで、料理はそちらのほうで作っています。
我々の他のお客さんはタイ人だけ。みなさん、のんびりくつろいでいて、まるでタイの郊外のレストランのようです。

店内のTVモニターでは、タイのミュージックビデオが流れています。ふりがな付きの「食べ放題」の文字以外、どこにも日本の要素がありません(笑)。のんびりしたタイの空気感が漂っていてとても居心地よし。

ビュッフェコーナーにはグリーンカレー、レッドカレー、煮卵、チキンの料理、ナマズとなすの料理、焼きそばなどが並んでいました。ライスはもちろんタイ米です。

タイでは川魚をよく食べますが、ナマズも人気で日常的に食べられています。東京のタイ料理店ではあまり見かけないので、それがビュッフェに入っているなんてめちゃくちゃ貴重です。ちなみに、この店では定番の料理だそうです。

どの料理もおいしそうなので、少しずつ全種類盛り付けました。ライスは控えめに。どの料理もハーブが効いていて完全に本場の味。辛さはありますが、辛すぎず、バランスが良いです。筆者は特にナマズとナスの料理が好みだったのでおかわりもいただきました。
ちなみに、茨城県周辺ではタイ料理に使うハーブや野菜も栽培されていて、タイ料理も新鮮な野菜で作ることができます。それもおいしさの理由の一つです。

レッドカレーの具材は白身魚、グリーンカレーは鶏肉でした。どちらにも入っている茶色くて四角い食べ物は鴨血です。鴨血はその名の通り、鴨の血を固めたもので、プリンとした食感でクセはありません。中国料理ではよく使われますが、タイ料理に入っているのは初めて見ました。どちらも新鮮なハーブが効いていて、本場の味でとてもおいしかったので、またまたおかわりしてしまいました……。
まとめ
![道の駅めぬま(埼玉県熊谷市弥藤吾720)、農産物農産物直売所、バラの公園「アグリパーク」などがある[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2024/07/20240704-ocho11.jpg)
いやー、おなかいっぱい。このお店、もし近所にあれば絶対に通いたいし、片道2時間かかりますが、きっとまた行くと思います。東京⇒茨城⇒タイの天国へ。少し遠出するだけで別世界に行ったような気分になれる茨城のタイ旅行、おすすめです!
●SHOP INFO
店名:オチョ・エチェ タイ料理
住:筑西市二木成1492-2
営:11:00〜24:00
●著者プロフィール
工藤真衣子
Photographer。人物を中心に様々な媒体で撮影。グラビア、インタビュー、プロフィール、ドラマ映画スチールなど。ライター:食レポ、レシピ記事は現地系異国メシ、珍しい食材、味のある店など個人的に好きな店や料理を紹介。新宿御苑前で写真館「スタジオ アトリーチェ」経営。