何度も食べたくなる絶品「うな重」
行列必至の小田原の名店|『松琴楼』(神奈川県小田原市)

最後にご紹介するのは神奈川県小田原市、小田原城の近くにある『松琴楼』です。人気店なので行列必至。しかもうなぎがなくなったら閉店なので、お昼に確実に食べるなら11時のオープン時から並んでおくことをオススメします。
さて『松琴楼』の「うな重」は、“松竹梅”といったランク分けはなく、うなぎの重さ140g〜300g(5段階)で注文するシステムです。140gで2530円、300gで4730円です。
オーダーが済むと、自家製のうなぎの骨(せんべい)とお新香がサービスで出てきます。ちなみに、こちらの「うな重」は注文が入ってからうなぎを1串1串焼き始めるので時間がかかります。そこで、この骨せんべいをぽりぽり、ビールや日本酒でも飲みつつ待つのが正解です。
![タレが甘すぎず、食べ飽きない[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2024/04/20240503-unagi09.jpg)
待つこと20〜30分ほどで「うな重」と肝吸いが登場します。重箱ではなく丼なのですが、丼を埋め尽くすうなぎは迫力十分。
うなぎはふっくらと太っていて、皮目の焼き具合がパリッ。タレは、一般的なうなぎ屋さんよりあっさりめ。サラリとして甘すぎず、これがまた美味しい。卓上にあるタレを後がけして、自分の好みに調節することもできるのも嬉しいポイント。

まず、半分くらいまではうなぎ本来の美味しさを堪能すべく、山椒だけをかけて楽しみ、残り半分くらいになったところで卓上のタレをかけ、ご飯にもしっかり染み込ませて一気に食べるのがオススメです。
●DATA
店名:松琴楼
住:神奈川県小田原市栄町1-14-37
(撮影・文◎如雨露)
※本記事の価格・情報は2024年4月現在のものです