白焼きと蒲焼が一度に味わえる二段重|『うなぎ小林』(長野県諏訪市)

長野県の諏訪湖周辺には鰻屋が多数点在しています。なんでも昭和30年代まで、諏訪湖から流れ出る天竜川で、天然うなぎが豊富に獲れた名残だそうです。しかも、蒸し焼きの「関東風」と、蒸さずに焼く(地焼き)の関西風の店が混在していて、その両方の味が楽しめるユニークなエリアでもあります。
そんな諏訪市の中でも人気店『うなぎ小林』で味わいたいのが、「金銀鰻重」(6050円)という二段重ねのお重。こちら、「白焼きうな重」と「蒲焼きうな重」を同時に楽しめるちょっと珍しいうな重です。

さっそく登場した二段重。上には白焼き重、下には蒲焼重。両方を並べるとなんとも贅沢な気分になります。
生わさびが一緒に供されるので、白焼きのほうはわさび醤油で。一般的には白焼きはお酒のアテとして食べることが多いですが、うな重なので、もちろんご飯と一緒に食べます。わさび醤油でご飯とうなぎを一緒に食べてみると、なかなかキリッと上品で美味しい。

もちろん、蒲焼きの方はこっくり甘めのタレで、安定的な美味しさ。白焼重と蒲焼重を交互に食べるという贅沢な体験ができます。
●DATA
店名:うなぎ小林
住:長野県諏訪市四賀赤沼1958-2