成田山の初詣で絶対外さない「王道グルメ」6選! うなぎの老舗『川豊』、鮨の名店、絶品みやげも

老舗の味をお持ち帰り! 「王道の成田みやげ」4選

 地元の人に長く親しまれているお煎餅屋。それが成田山新勝寺へ向かう坂の途中にある、創業100年を超える老舗『林田のおせんべい』です。国産のコシヒカリなどを使い、生地から手作りしたお煎餅は、特製醤油味の「堅焼き」や「みそピーナッツ」味、良質なもち米を使った「かきもち」など、とにかく多彩!

 今回選んだのは、年明けに縁起が良さそうな「福耳柿餅」。これが驚くほど、ふんわり、サクサク。渦巻き状に青のりが入っているため、甘醤油味にほんのりと青のりが香り、とまらないおいしさです。

地元で愛される明治創業の成田銘醸『長命泉』

 成田の酒蔵といえば『長命泉』。創業は明治5年、表参道に蔵元直売店を構え、店の裏手で酒造りが行われています。「長命泉」という名は、酒蔵の井戸水が“おいしい良い水だ”“百薬の長だ”と評判になり、「長命延命霊力の酒」という意味を込めて「長命」と名付けたのが始まりだそう。

冷やも熱燗もイケる代表銘柄「吟醸辛口」や、成田山表参道の地下を流れる水で作られた「成田霊水」など種類も豊富!
冷やも熱燗もイケる代表銘柄「吟醸辛口」や、成田山表参道の地下を流れる水で作られた「成田霊水」など種類も豊富!

「長命泉」は食中酒で、すっきりと軽やかな淡麗辛口の味わい。大吟醸酒や新酒、燗酒などで酵母の香りが立っている酒や、甘みがある酒など、10種類以上の銘柄が店頭に並んでいます。

 店内で試飲もできるので、まずはいろんな酒を味わってみるのもオススメ。毎年11~12月にできる「新酒」は年末年始の人気酒! これを目がけて買いに訪れる人もいるそうなので、手に入れてみてはいかが。

●SHOP INFO

蔵元直売店・長命泉

住:千葉県成田市上町540
TEL:0476-22-8417
営:10:00~19:00(日曜は~18:00)
http://www.chomeisen.jp/

成田を代表する和菓子の名店『なごみの米屋』の「ぴーなっつ最中」

 成田のお土産といえば、羊羹と和菓子で有名な『なごみの米屋』。成田の人は羊羹なら「とらや」ではなく、『米屋』というほど愛され続けているブランドです。米屋の始まりは、成田山新勝寺の精進料理“栗羹”をヒントに考案した「栗羊羹」にあるそう。

パッケージも可愛い「ぴーなっつ最中」8個詰・1450円。バラ売りもあり
パッケージも可愛い「ぴーなっつ最中」8個詰・1450円 ※バラ売りもあり

 お正月の店頭にたくさん並ぶ人気商品のひとつが、「生栗むし羊羹」。作りたてなので日持ちは2日ほど。しかし独特の柔らかさと絶妙な甘さ、たっぷり入った栗の風味が口の中で混ざり合います。

『米屋』の一番人気はやはり、ピーナッツの甘煮とペースト入りの餡が入った「ぴーなっつ最中」。パッケージも可愛いので、お土産に最適。店内にはお茶処もあるので、参拝で疲れたらふらりと立ち寄ってみてください。

●SHOP INFO

なごみの米屋 總本店

住:千葉県成田市上町500
EL:0476-22-1661
営:8:00~18:00 (元日は0時~18:00まで営業)
休:なし

豆にこだわる大判焼き専門店『金時の甘太郎』

『金時の甘太郎』の大判焼き
『金時の甘太郎』の大判焼き

 表参道の入り口から数分歩いた左手に見えてくるお店が、創業68年の『金時の甘太郎焼』。「あずきあん」と「しろあん」の2種類のみで勝負する大判焼きの名店です。

 北海道の農場で作られた厳選の餡だけを使用。「あずきあん」は自ら栽培した小豆を丁寧に炊いたつぶあん、「しろあん」は生産農家が少ない希少な「大手亡」を使っています。

 大判焼きの主役はやはり、あんこ。『甘太郎』では、北海道の農場で作られた厳選のあんこだけを使っており、毎年7月下旬から8月いっぱい店を休んで北海道に赴くこだわりよう。

[食楽web]
[食楽web]

「あずきあん」は自ら栽培した小豆を丁寧に炊いた、粒立ちしたつぶあん。「しろあん」は白インゲン豆の一種で、生産農家が少ない希少な「大手亡」を使っています。豆の形をしっかり残しつつ、トロトロと舌ざわりの良いあんこが口の中で優しく溶けていきます。

 外はパリっ、中はしっとりの生地とあんこが混ざり合い、なんとも至福。焼き立てを食べ歩くのがおすすめですが、お土産にしておうちで軽く焼いて食べでもおいしいですよ。

●SHOP INFO

金時の甘太郎

住:千葉県成田市花崎町525
TEL:0476-22-0823
営:9:00~売り切れまで
休:なし  ※7月下旬~8月末まで休業