冷蔵庫に残りがちな夏の遺物「かき氷シロップ」を消費する簡単アレンジレシピ4選

ゼラチンで固めるだけ! キラキラして綺麗な「フルーツゼリー」

シロップだけでもいいけれど、フルーツ缶詰を入れる方が底に進む楽しみがあります
シロップだけでもいいけれど、フルーツ缶詰を入れる方が底に進む楽しみがあります

 3つ目は、ゼラチンとお湯で割って固めるだけ! それこそ小学校低学年でも作れちゃうゼリーです。

材料(1人分)

かき氷シロップ………大さじ1~2杯
粉ゼラチン………1~2g
お湯………大さじ3杯
水………1カップの3/4~1/2
フルーツ缶詰………適量

作り方

1.カップの中に粉ゼラチンを入れ、お湯を注いで溶かす
2.かき氷シロップを入れて混ぜる
3.フルーツ缶詰を入れる
4.カップの8~9割になるよう水を入れ冷蔵庫で冷やして完成

 本当は数時間かけてゆっくり冷やすほうが、フルフルとした食感を楽しめるのですが、急いで作りたい場合は、ゼラチンの量を多めにして、冷凍庫で最初の1~2時間冷やしてから冷蔵庫移すと早く固まります。

 柑橘類やトロピカルフルーツなど、一部生のフルーツを入れると酵素により固まらない場合があるので、缶詰など加熱したフルーツを使うのがおすすめです。さらに映えを目指すなら、生クリームやミントの葉、使わなかった分の缶詰フルーを飾るのもいいですよ!

これなら冷凍庫で長期保存できちゃう!「アイスバー」

分量はゼリーと一緒。なのでゼリーと同時に作るのもあり
分量はゼリーと一緒。なのでゼリーと同時に作るのもあり

 最後は、冷凍庫で冷やし固めるだけの「アイスバー」。これまでの3つとは違って、冷凍庫で長期保存もできるので、とりあえず作っておいて思い出した時に食べよう、みたいな感じでもOK。アイスバーの器は100円ショップなどで購入できます。

材料(1本分)

かき氷シロップ………大さじ1~2杯
粉ゼラチン………1~2g
お湯………大さじ3杯
水………1カップの3/4~1/8

作り方

1.ボウルなどに粉ゼラチンを入れ、お湯を注いで溶かす
2.かき氷シロップを入れる
3.アイスバーの容器に注ぎ入れる
4.容器スレスレになるよう水を入れる
5.バー部分を刺して、冷蔵庫で冷やして完成

 色を綺麗に出したい場合はシロップを多めに。そしてアイスバーにも、刻んだフルーツ缶詰を入れたりするのもありです。もし時間があるなら、1つのシロップを1/4程度入れて冷やし固めて、その上に他のシロップを同じく1/4程度入れて冷やし固めて、を繰り返して、カラフルなアイスバーにするのも楽しそうです。

まとめ:かわいいスイーツを作るのに、かき氷シロップってかなり使える!

今回使用したのは、昭和の時代からお馴染みの、明治屋のマイシロップ、そして果汁入りのシロップ3種。今ならスーパーなどで激安価格で売っているかも!?
今回使用したのは、昭和の時代からお馴染みの、明治屋のマイシロップ、そして果汁入りのシロップ3種。今ならスーパーなどで激安価格で売っているかも!?

 クリームソーダ、水まんじゅう、ゼリー、アイスと作った結論。発色がいいのは、“フルーツ何パーセント入っています”というシロップより、“昔ながらの王道シロップ”。そして、透明感のあるデザートの材料にかき氷シロップは相性抜群でした!

 ゼラチンがあれば、炭酸水があれば、テンションの上がるスイーツになることは間違いなし! このまま冷蔵庫の片隅で放置するより、昭和レトロ喫茶店ごっこなどで楽しんでみてはいかがでしょうか? かき氷シロップ、映え向けのいい仕事しますよ!

(文◎いしざわりかこ)