定番家電「大同電鍋」を使った「トンポーロー(豚の角煮)」レシピ

そして最後が「トンポーロー(豚の角煮)」です。台湾の家庭で多く使われている「大同電鍋」を使って作るレシピが『愛料理』に載っており、こちらを参考にやってみたいと思います。
材料(2人分)
・皮つき豚バラ肉……400g
・玉ねぎ……1個
・赤唐辛子……1本
・コーラ……200cc
・醤油……200cc
・水……300cc
・紹興酒……大2
・黒糖……大1
・生姜……1カケ
・八角……1カケ
・たこ糸……適量
・ラード……適量
・付け合わせ野菜(ほうれん草など)……適量
作り方
1.皮つき豚バラ肉を立方体サイズに切り、鍋で下茹でする。下茹でし終えた後にたこ糸で十字に結ぶ
2.生姜をみじん切りにする。フライパンでラードを熱し、生姜を炒める。香りが立ってきたら八角、赤唐辛子を入れさらに炒める
3.2に醤油を入れて煮詰めた後、コーラ、水、紹興酒、黒糖を入れ沸騰したら火を止める
4.「大同電鍋」に 1の豚バラ肉を入れた後、3を加える。さらに「大同電鍋」の鍋の上から3cmほどまで水を注ぎ蓋をする
5.「大同電鍋」に電気を入れ、1時間ほど煮込む
6.皮つき豚バラ肉を取り出し、別途茹でるなどした付け合わせ野菜と一緒に盛り付けて完成

「皮つきの豚肉が手に入りにくい」「『大同電鍋』が要る」「調味料などが要る」といった、ややハードルが高いメニューではありますが、こちらもまた日本の台湾料理店では味わうことができないような現地の味に仕上がりました。コーラと醤油と紹興酒がメインの味付けですが、甘くぼんやりしそうなところに、赤唐辛子が味をキリッとシメてくれるような印象。ご飯のお供に、そして、お酒のおつまみにも最適な一品に仕上がりました。
台湾料理はもちろん世界各国のレシピが見られる画期的サイト『愛料理』

合理的なことを好む台湾人が多く投稿する『愛料理』ですので、簡単なレシピが多く、解読し日本でも入手できる食材さえ使えば、誰でも気軽に台湾現地の味を再現することができます。また、『愛料理』では台湾料理だけでなく、世界各国の料理やスイーツに至るまで、様々なレシピが投稿されています。
この『愛料理』、筆者は一度ハマると抜け出せない沼のようなレシピ投稿サイトだと思っています。料理好きの方、台湾の味が恋しい方には特にオススメです。ぜひ一度チェックし、目当ての料理作ってみてください!
(撮影・文◎松田義人)