カトレア醤油を使って料理を作ってみた!

醤油の旨さをもっとも比較しやすいメニューといったら、シンプルなたまごかけご飯が一番! ということで、ご飯の上にたまごをそのままダイレクトに置き、カトレア醤油を適量入れてみました。個人的には、塩辛い関東の醤油をかけるものも好きですが、カトレア醤油をかけると、その甘味と旨味で、たまごの味がより濃厚になって実に美味しいことがわかりました。
刺身のつけ醤油として

今回は脂がのった黒ムツの炙り、マグロの赤身、真鯛、ホタテ貝をカトレア醤油で食べてみました。淡白な味わいの魚の場合はやや醤油の主張が強く出ますが、特に脂の多い刺身との相性は抜群。脂と醤油の甘さが相まって、旨みがワンランクアップします。

また、黒ムツを使った煮魚も作ってみます。今回はあえて砂糖は使わず、カトレア醤油とみりんのみで作ってみました。いざ実食してみると、砂糖を使わなくてもまったく問題なし。辛くなることはなく魚の身にほんのりと甘さが染み込みました。さらに醤油と魚本来の旨みの相乗効果でハッキリとした味が出て、まるで和食店のような本格的な美味しさに。健康に気を使ってなるべく砂糖を使用したくないという人にもオススメです。
関東風肉じゃが

最後に作ってみたのは「肉じゃが」。主役はもちろん肉とじゃがいもですが、この料理の味を定めているのは醤油です。そこでいつもの醤油に代えてカトレア醤油を使ってみると……? 砂糖はいつもの半分以下、ダシの量も控え、出汁の味はカトレア醤油のみとして調理開始。実際にできた肉じゃがは、醤油特有の香りがハッキリと出ており、味がボヤけず、ダイレクトに旨さを感じることができる味わいに。肉じゃがは驚くほど違いが感じられました。
まとめ

甘い醤油は苦手という人はかなり多いですが、甘さにコクと旨みが加わった「カトレア醤油」は、一般的な甘醤油とひと味もふた味も違います。
脂が多い魚を美味しく食べてみたい人や料理を美味しく作ってみたいという人は、ぜひ一度お試しあれ。
(撮影・文◎中山 圭)