会場でのチケットの買い方、ポイントは?

ラーメンは全店1000円で提供。チケットは現金の他、各種キャッシュレス決済が可能です。煮卵などのトッピングは各ブースで現金のみの扱いになりますので、小銭を用意しておくと安心です。

ということで、チケットを握りしめ、いざ出陣。初日開会前、すでに多くの人が列をなしていました。中には「ラーメン中本」のスタジャンを着たファンの姿もあり、会場全体が今か今かと熱を帯びていました。
北海道・札幌『in EZO』の会場限定「札幌芳醇炙り じゃが白湯味噌らあめん」
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さて開場時間となり、検温と消毒を済ませた後、最初に並んだのが北海道札幌市の『in EZO』。筆者が並んだあと、行列ができた注目の会場限定「札幌芳醇炙り じゃが白湯味噌らあめん」をいただきました。

スープにはジャガイモをふんだんに使って、トロトロ&濃厚仕立て。しかし後味がすっきりしていて、ヘビーすぎないのもこだわりです。麺は道産小麦きたほなみを使用。中太でモチモチの食感がスープとよくマッチしています。札幌味噌を継承しつつも、新しい解釈を加えた一杯。味噌ラーメン好きなら、試す価値アリです。
宮崎県『宮崎 らーめん椛』の「創業からの継ぎ足し濃厚とんこつらーめん」

さてお次は、宮崎県『宮崎 らーめん椛』の「創業からの継ぎ足し濃厚とんこつらーめん」。宮崎の文化である「呼び戻し」製法で、豚骨から余すとこなくじっくりエキスを抽出した超濃厚な一杯を堪能できます。

1日160kgの豚骨を炊き上げるという同店では、骨の髄がびっしり詰った地元の畜産会社『ミヤチク』から仕入れる骨を高火力で炊きあげています。血とアクも無駄なく、旨みへと昇華する伝統的な作り方は、関東ではお目にかかれない職人技。ストレートの細麺にこの濃厚スープが絡みつきます。硬めに湯がいた麺は、歯ざわりも喉越しも最高!
フェスで提供するラーメンは少し味が落ちるイメージがありましたが、これまで幾度となく開催している「東京ラーメンフェスタ」ではその心配は無用。屋外の特設ブースであっても、各店で最高の一杯を味わえます。
(撮影・文◎亀井亜衣子)
●DATA
東京ラーメンフェスタ 2022 supported by Rakuten
日程:2022年10月27日(木)~11月6日(日)
時間:10:30~20:30 ※11月1日、6日は~18:00まで
場所:駒沢オリンピック公園 中央広場