予想以上の重量感に激戦の予感!?

店外の券売機でオーダーを済ませてから待つこと約10分。できあがりのお知らせが店内のモニター表示と店員さんのコールで届きました。お盆に乗せられた麺とつけ汁を受け取ると、思った以上のずっしり感。こいつは本当に食べ応えがありそうです。

ではさっそく、麺からいただいちゃいましょうか。つけ汁に付けて、ずるずるずる…。つるんとした舌触りに、もちもちの食感がいい! ぷつんと切れる歯切れの良さに続き、小麦の風味がほのかに感じられます。

つけ汁は濃厚な豚骨醤油系で、極太麺との相性はいうまでもなく抜群。表面に魚粉が置かれたのり1枚、中の具は刻みネギに太いメンマ、ころっと小さめで柔らかなチャーシュー片が入っており、全てがつけ汁と麺の味わいにマッチします。

深めの丼に盛られた麺をリフトしちゃ食べ、リフトしちゃ食べを繰り返しているのに、なかなか量が減っていきません。そこで味の目先をちょっと変えるべく奥の手を駆使。卓上備え付けのオリジナル薬味を使ってカスタマイズしてみることにしました。

超粗挽き黒胡椒に、鰹塩、にんにく七味唐辛子、特製三味唐辛子、お酢と卓上調味料を駆使して完食を目指します。麺の量にまだ余裕があるので、全部試すことができそう(笑)。麺に各調味料を振りかけてと…。どれも風味や辛味が加わり、いい感じに味が変わります。個人的なオススメはにんにく七味唐辛子かな? にんにくの風味と旨み、唐辛子の辛味がちょうどよく効いて、スープの濃い味も引き立ててくれます。

麺の残りが3分の1になったあたりで、スープの水っ気が抜けて大分もったりとしてきました。そこで奥の手その2、つけ汁のおかわり(1回分無料)を実行です。食券の半券と引き換えにアツアツのつけ汁を注いでもらい、再び麺をずるずる…。おお、食べ始めと同じような味わいになった!
これだけ劇的にリセットされる感じになるなら、通常メニューでのおかわり(+110円)を試してみたくなりますね。薬味とおかわりつけ汁のアシストで、麺をすするスピードが再び加速。一気に平らげて無事完食となりました。ああ、食った~。ごちそうさま!

食べ終わった直後は「1kgって意外と大したことなかったな…」と思っていたんですが、当然ながらそんな簡単に済むわけはなく。店を出て歩き始めたあたりから胃がずーん。食べた麺のリアルな重みを、身体の内側から改めて実感しました。1kgハンパないです!
味に関しては、麺の量が多いことを除けばレギュラーメニューのつけ麺と全く同じ。非常に美味しくいただくことができました。また、今回はつけ汁をノーマルの「濃厚魚介豚骨」にしましたが、+110円でピリ辛テイストの「辛つけ汁」、またはこってり度アップの「背脂つけ汁」に変えられるので、こちらでオーダーしてみるというのも大いにアリです。
満腹の域を過ぎて、気絶級の夢心地気分まで堪能できる『三田製麺所』のスペシャルメニュー「超特盛つけ麺」。食前はぜひお腹の調子を整えて、その美味しさと圧倒的なボリュームを目いっぱい楽しんでみてください。