食べすすむほどに完食への自信が湧いてくる!?

「無差別超級頂点君臨丼」とは何かといえば、大阪王将史上最高重量を誇る約1.5kgのテイクアウト限定丼です。丼も直径20cmほどのものが2個と豪快そのもの。
1個はご飯で、その量は約1kgです。もうひとつの丼には豚肉の生姜焼き、ローストンカツ、そしてふわふわの玉子。これらをご飯に盛り付けて食べるわけですが、その盛り付け方はお好みで自由自在。今回は大阪王将のおすすめの盛り付け方でいただきました。

まずは豚バラ肉を使用した生姜焼きをいただきます。甘辛の濃いめの味付けで、ショウガがふわっと香ります。ご飯が進む旨さ。うーん、最高! 続いて玉子。ダシがよく効いた、フワッとした口当たりです。大阪王将特製の鉄ラー油のピリッとしたアクセントもいいですね。

トンカツは最大幅が約17cm。しかもかなり分厚い。サクッとした歯触りの爽やかな食感の衣の先に待ち受ける肉は旨み十分。そのままでも美味しいのですが、オススメは玉子と一緒に頬張る方法。
ダシの効いた玉子のおかげでまるでカツ丼を食べているようなんです。これが特にウマい! 正直、超ド級の丼を目の前にした見ときは、完食は難しいかも、と思いましたが、これを食べると「いけるかな?」と思ってしまうから不思議です。

とはいえ、ご飯が1kgというのはさすがに手強い。丼の上のほうのご飯には生姜焼きの味がついていますが、その下は普通の白ご飯です。さすがに飽きが来るかと思っていた次の瞬間、白いご飯の中から別の色の肉が登場。
これぞ、ご飯とご飯に挟まれるようにして丼の中層あたりに敷かれた、味付けした豚のそぼろ肉。まるで砂漠で出会うオアシス。これで折れかけた心が奮い立ちます。一気にラストスパートをかけ、なんとか完食できました。

いや、さすがにそんなに食べきれないよ、という人もいると思いますが、そこはテイクアウトメニューなので心配ご無用。家族みんなでシェアして食べてもいいし、残しておいてお腹がすいたら温めて食べてもOK。
この無差別超級頂点君臨丼、提供は9月5日まで(一部店舗を除く)だそう。スタミナもつきそうなので、夏バテ防止にもひと役買ってくれるかもしれませんよ。
(取材・文◎松本壮平)