「明治 エッセル スーパーカップSweet’s」の新作! チョコ好きのための「ガトーショコラアイス」を食べてみた

まずは2020年のアイスのトレンドをおさらい

年間100種類以上のアイスを食べるという日本アイスマニア協会代表理事のアイスマン福留さん。「“冬アイス”と言われるようになったのはアイスケーキがきっかけですが、いまのアイスケーキは昔とは味わいまったく異なります」と話す
年間100種類以上のアイスを食べるという日本アイスマニア協会代表理事のアイスマン福留さん。「“冬アイス”と言われるようになったのはアイスケーキがきっかけですが、いまのアイスケーキは昔とは味わいまったく異なります」と話す

 12月に開催されたオンライン試食会には、コンビニアイス研究家のアイスマン福留さんが登場。今年のコンビニアイス市場を振り返ると、「ピスタチオ」が空前の大ブームだったそうです。

 また、これまでのアイスといえばモンブランやティラミスといった定番スイーツを再現するものが多かったのに対し、今年は杏仁豆腐などのコアなスイーツのアイスも登場。たしかに「こんなものがアイスに!?」という商品をよく見かけたように思います。

味や食感の異なるチョコが織りなすハーモニー

「明治 エッセルスーパーカップSweet’s 4層仕立てのガトーショコラ」は220円(税抜)と、通常のスーパーカップよりも高い
「明治 エッセルスーパーカップSweet’s 4層仕立てのガトーショコラ」は220円(税抜)と、通常のスーパーカップよりも高い

 それではさっそく「明治 エッセル スーパーカップSweet’s 4層仕立てのガトーショコラ」を食べてみましょう。パッケージを見ると、アイスクリームというよりはスイーツのようで期待が高まります!

 ちなみに今回は、激レアな「明治 エッセル スーパーカップSweet’s」専用スプーンを使いました。こちらは2021年1月11日まで実施されるTwitterキャンペーンに応募すると、抽選で100名に当たります。

カップの底まですべての層を一度にすくえる形状が特徴。新潟県燕市の老舗スプーンメーカーに設計から依頼したオリジナルスプーンとなっている
カップの底まですべての層を一度にすくえる形状が特徴。新潟県燕市の老舗スプーンメーカーに設計から依頼したオリジナルスプーンとなっている

 アイスにスプーンを入れて驚いたのが、表面のチョコにスッとスプーンが入ったことです。アイスのチョコレートは固くて割りにくいイメージがありますが、このアイスにはそこにもこだわりが! 冷凍庫から出してすぐに食べられるように、この商品のために開発したチョコレートがけクッキーを使用しているんだそうです。

天面にはチョコレートがけしたチョコレートクッキーが敷き詰められている。チョコ×チョコの組み合わせで贅沢気分が楽しめる
天面にはチョコレートがけしたチョコレートクッキーが敷き詰められている。チョコ×チョコの組み合わせで贅沢気分が楽しめる

 なかは「ショコラクリーム風アイス」と「チョコレートアイス」の2層のアイスが入っており、その間にはブランデーの香りが楽しめるチョコ風味ソースが。ショコラクリームはなめらかな口当たりで、チョコレートアイスにはココアパウダーが練り込まれているので、しっかりとカカオ風味が感じられます。

チョコ風味ソースはブランデーの香りがするが、実際はブランデー不使用なのでお酒が苦手な人でも食べやすい
チョコ風味ソースはブランデーの香りがするが、実際はブランデー不使用なのでお酒が苦手な人でも食べやすい

 アイスマン福留さんも「手軽にコンビニで買えるアイスというレベルではない上質な味」と評するほどの仕上がりで、筆者もその出来にとにかく驚きました。個人的にはチョコ風味ソースのおかげで、ただ甘いだけではない高級スイーツのような味わいになっていると思います。コンビニアイス、恐るべし!

「チョコレートアイス」でありながら、複数の味や香り、食感で構成されているので飽きがこない
「チョコレートアイス」でありながら、複数の味や香り、食感で構成されているので飽きがこない

 アイスマン福留さんによると、来年以降は専門店とのコラボ商品や専門店の本格的な味わいを目指したアイスが増えるのではないかとのこと。より上質なアイスがこれからブームになりそうないまのうちに、「明治 エッセル スーパーカップSweet’s 4層仕立てのガトーショコラ」も味わってみてください。

●DATA

明治 エッセル スーパーカップSweet’s

https://www.meiji.co.jp/sweets/icecream/essel/sweets/

●著者プロフィール

今西絢美
「おいしいものナビゲーター」として、調理家電や食に関する記事を執筆。フードツーリズムマイスター、利酒師の資格も持つ。ウェブサービスやアプリのトレンドも絶賛追跡中。コンテンツ制作会社「TEKIKAKU」取締役。