JR東日本エリアのエキナカを中心に約8000台を展開する自販機「acure(アキュア)」。複数の飲料メーカーの飲料をミックスしたラインナップが珍しい自販機ですが、なかでもひときわ目を引くのがアキュアのオリジナル飲料ブランド「acure made(アキュアメイド)」のドリンクです。
今冬登場した珍しいドリンクといえば、「旨辛 麻婆スープ」。アキュアは昨年「ふかひれスープ」を販売するなど、これまで見たことがないようなスープ飲料を展開しており、今回は激辛ブームに注目したそうです。自販機で買えるスープとは一体どんなものなのかご紹介しましょう。
「旨辛 麻婆スープ」は話題のフェイクミートを使用
小腹を満たしたいときや、ちょっと塩気が欲しいときはコーンスープという選択をしていたと思いますが、今回紹介する「旨辛 麻婆スープ」もまさにそんなときに飲みたくなるスープ飲料です。チキン、ポークをベースに醤を加え、花椒、唐辛子で辛味を出したのが特徴。さらに、食感を加えるために「フェイクミート」として注目される「大豆ミート」を使用しています。
本来は缶のまま飲めますが、今回は冷めてしまったので一旦鍋で温めてから飲むことに。中身を器に移してみると、たしかに大豆ミートが入っているのを確認できました。
実際に飲んでみると、しっかり中華感のある濃厚な味わいにびっくり! 後味は少しピリッとしていますが、かなり穏やかな辛さです。缶飲料なのでお店のように具材がゴロゴロ入っているわけではないものの、大豆ミートの食感は挽き肉のようですし、味が濃いので飲むと満足感が得られました。寒い冬に飲むと、身体の芯から温まりそうでいいですね。
開発担当者によると、「家に持ち帰って、ごはんや麺にかけても美味しくお楽しみいただけるはず」とのことなので、自分で具材を追加して食事として楽しむのも良さそうです。
昨年人気を博した「ふかひれスープ」も再登場
昨年話題になった「ふかひれスープ」は、気仙沼産のふかひれパウダーを使用し、コラーゲンを1000mg配合した高級中華さながらのスープ飲料です。昨年の人気の声を受けて、今年の冬も再販されています。
筆者は去年もこのスープを何度か飲みましたが、滑らかで少しとろみのあるスープが小腹をしっかり満たしてくれるのでお気に入りです。チキンの旨みやごま油の香りも感じ、飲み飽きない印象も受けます。ふかひれは粉末が使われているので、「食べる」というよりは「飲む」ためのスープ。個人的には、デイリーに飲むならふかひれスープ、ちょっと変化球を楽しみたいときは麻婆スープを選びそう。
お店に入らなくても自販機で本格的な中華スープが買えるのは、忙しい人ほどありがたいはず。もちろん、食事のお供にしてもOKなので、いろんなシチュエーションで試してみてください。
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