スタジオジブリの食卓に呼ばれよう！三鷹の森美術館にて「食べるを描く。」展開催！

　三鷹の森ジブリ美術館で5月27日（土）から、ジブリ作品の「食べる」シーンに特化した新企画展「食べるを描く。」がスタート！

　スタジオジブリのアニメーション映画は、登場人物の日常生活が丹念に描かれています。

　例えば「千と千尋の神隠し」で、千尋がハクにもらった“おにぎり”を涙を流しながら食べるシーンや、「ハウルの動く城」の中で、ハウルが“ベーコンエッグ”を作り、ソフィーとマルクルたちと食べるシーン。長編映画の中ではわずかな時間かも知れません。だけどそのわずかな時間に登場人物たちは食卓を囲み、大切な時間を共有しています。

　今回の企画展では、その食事シーンのために丁寧に描かれた原画、絵コンテはじめ、背景画などの制作資料を見ることができ、登場人物の生き生きとした食事シーンを描き出す工夫や作画技術を見ることができます。

「食べる」という行為は人の生命の根源です。常に「生命」を描き出していると言っても過言ではないスタジオジブリ作品の「食」を、制作者たちがどのような想いで描き出したのか、その想いまで伝わってくるのではないでしょうか？

　今回の企画展の最注目ポイントは、「となりのトトロ」のサツキとメイの家の台所、「天空の城ラピュタ」のタイガーモス号のキッチンが実物大で（！）再現されるということ。サツキやシータが調理していた映画の世界を体験することができるんです！

　大好きなキャラクターたちにお呼ばれしているような感覚になれる「食べるを描く。」、新緑美しい三鷹の森美術館に出かけましょう！

●DATA

開催期間：5月27日（土）～2018年5月（予定）
【特別協力】スタジオジブリ 企画・監修：宮崎吾朗
※入場に関して
入場チケットは予約制。夏休みシーズンチケットは、“先行抽選販売”が実施されます。5月25日（木）より受付を開始。なお昨年7月入場分より、購入者の名前が印販売方法・受付期間・当落発表・発見期間等については三鷹の森ジブリ美術館サイト（http://www.ghibli-museum.jp/news/011222.html）でご確認ください。
【お問い合わせ】
三鷹の森ジブリ美術館 広報
TEL：0422-40-2277 FAX：0422-40-0310
http://www.ghibli-museum.jp/top.html