
スポーツ選手はもちろん、一般の人も積極的に摂りたいのが三大栄養素の中の1つ、たんぱく質。ここ数年の“サラダチキン”ブームでわかるように、今や「痩せたいなら、たんぱく質をきちんと摂る」というのは体づくりの常識になっています。
そんな中、いま話題になっているのが、「たんぱく質をおぎなうふりかけ」。神戸の健康食品メーカー『ソライナ』が考案した面白いふりかけなんです。白いご飯にさっとふりかけるだけで、1食分(6g)で、たんぱく質を2.4~2.7g摂取できるんです。これが意外に塵も積もれば山となるんですよ。
ちなみに大人だと、1日にたんぱく質を「体重(kg)×1.5~2g」摂るのが理想。60kgの人なら90~120g。サラダチキンを1個丸ごと食べても22g程度ですから、必要量摂るのはかなり意識しないといけないんです。
ここで、少し、たんぱく質の摂取の重要性をおさらい。
つま先から頭のてっぺんまで、人間の体を構成するすべてがたんぱく質でできているので、不足すれば、細胞レベルでダメージを受け、「代謝が悪くなる」「筋肉量が落ちる」さらには、「頭の働き」「体の動き」も鈍くなります。その結果、肥満はもちろん老化も加速するんです。だからこそ、必要量を摂らないとダメ、というわけ。

現代は、たんぱく質を積極的に食べる人が増えたと思うかもしれませんが、実は厚労省の国民栄養調査によれば、現代の日本人のたんぱく質摂取量の平均は、なんと、戦後の1950年頃の食糧難時代と同じ水準だというんです。
その理由の1つは、現代の日本人の多忙さ。朝食抜きや、昼食も麺類といった単品で済ませていると、1日のたんぱく質が不足します。また、良質なたんぱく質のおかずは、油を使う料理が多く、カロリーが気になる人にとってはつい避けてしまうことも要因だとか。

というわけで、このたんぱく質不足に着目したお助けフード「たんぱく質をおぎなうふりかけ」の何がすごいかというと、まず何でも簡単にふりかけられる点。

えんどう豆を主体とした植物由来のたんぱく質でできていて、味は味噌と納豆の2種類。薄味なので、ご飯はもちろん、パスタやサラダ、お豆腐やおひたしなどのおかずにかけても主張しすぎることがありません。そこで、何でもバンバンふりかけていれば、自然とたんぱく質がカラダに入っていくというわけです。
しかも1食分(6g)でたった21kcalなのでたっぷりかけても気にする必要がないのもいいところ。ぜひ、試してみてください。