小麦粉も乳製品も使わないヘルシーピザが誕生
相模屋は、豆腐や厚揚げをはじめとする大豆加工食品メーカー。そんな同社が手がける「BEYOND PIZZA」は、大豆から作った植物性100%のピザ生地に、低脂肪豆乳を発酵させたチーズのような食感の豆腐をシュレッドしたピザです。

同社では今年3月に植物性100%の「BEYOND TOFU」を発売しており、そのアレンジメニューとして今回のBEYOND PIZZAが登場しました。
作り方は簡単で、パッケージから出したらオーブントースターで6~8分焼き目が付くまで焼くだけで完成します。お好みでいろんなトッピングを載せるだけでアレンジの幅も広がります。

ピザ生地とBEYOND TOFUの相性に感動!
今回はプレーンのほか、アボカド、マリナーラ、ジェノベーゼでアレンジしたものをいただきました。最初に食べたのはプレーンです。

ピザ生地はほぼ油揚げなので、普通のピザ生地とは少し違います。しかし、油っぽさはなく、外はカリッと、中は少しもっちりしていて、クリスピー生地のピザに近い印象を受けます。
さらに、とろーりと溶けたBEYOND TOFUはまるでチーズ! 本物のチーズよりもあっさりしていて、ホワイトソースのような感じもします。これならチーズにクセが苦手な人や、乳製品アレルギーの人も安心して食べられるでしょう。
ほかの3種類も食べてみましたが、具が載ることで、よりピザ感が増すように感じました。1枚あたりのカロリーは176kcalなので、普通のピザに比べると雲泥の差。しかも大豆由来なので、タンパク質をたっぷり摂れるというのもいいですね。
BEYOND PIZZAを食べてから、自宅で普通の油揚げにチーズを載せて焼いてみたのですが、やはりこちらは油揚げのサクサク感がやや足りず、ピザとは少し違うものになりました。また、全体的に油っぽさが出てしまうので「ヘルシーではなさそう」という結果に。

BEYOND PIZZAは9月10日(月)より全国のスーパーなどで発売予定。首都圏のマルエツ、ダイエーではすでに先行発売中です。片手で手軽に食べられるヘルシーなピザをぜひ試してみてください。
(取材・文◎今西絢美)
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