総重量600g超! 「特盛りすたみなのり弁」の満足度は?

持った時のずっしりと手首に負荷がかかる重量感。ご飯1合、おかず200gとのことで、計ってみると609g! 容器込みの重さではありますが、それにしてもぎっしりと詰まっています。

ぱっと見たところ、白身魚とちくわ天によって、なんとか“のり弁”らしさを保っていますが、肝心の海苔はおかずがぎゅうぎゅうにひしめき合っているために見えません。

国産海苔がご飯の上にちゃんと敷いてありました。それにしても、おかずがピシッと整然と盛り付けられていますよね~。ご飯はおかずの厚みに合わせて、量を調整して盛られているので、すたみな炒めの部分が多めに、揚げ物ゾーンは薄く盛られていました。大盛りでも、見た目の美しさへの配慮が素晴らしいです。
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食べる前までは、ただ「のり弁」風に構成しただけでは? と懐疑的でしたが、なるほど「海苔」と「鰹節」と「昆布の佃煮」がちゃんと肝になっているのですね。とりあえずのせているわけでなく、味のバランスを十分に吟味した配分なのが伝わりました。
この要素のおかげで、のり弁度が一気に増して、スタミナ炒めも不思議とほっこりとする味わいに。これは人気になるワケです。
調査結果
1個890円で、おかずが4種類、ご飯1合でコストパフォーマンス的にも申し分ない仕上がりでした。「海苔」、「昆布の佃煮」、「鰹節」の和の三位一体で、ちゃんとのり弁になっているのがお見事!
(撮影・文◎亀井亜衣子)