確かにご飯が止まらない! 鮭&鯖&明太子が織りなす新しい味

さっそくご飯を炊いて、「大人のしゃけしゃけめんたい」から実食。湯気が立ち昇るアツアツ炊きたてご飯をお椀によそって、上にのせてみます。見た目は普通の鮭フレークですね。鮭はサーモンピンクで、辛子明太子は赤が強いはずですが、合わせてもピンク色が強い。
ひと口食べてみると、まず鮭フレークの味が来て、時間差で少しだけ辛子明太子のピリピリと辛い味がやってきます。うーん、これは斬新! 鮭フレークと辛子明太子のいいとこ取りと言いますか、ピリ辛鮭フレークといった感じで、これは確かにご飯が進みます。
続いて、「大人のさばさばめんたい」を食べてみます。

こちらは、鯖の身が粗ほぐしタイプで、鯖フレークにうっすらと辛子明太子色がついています。
食べてみると、おお、これまた不思議。「ピリ辛で旨みが2層あるサバの塩焼き」という感じです。まずサバの濃厚な味がガツンときて、辛さがピリピリ。そして、辛子明太子の味わいが遅れてやって来ました! 魚卵のコクがサバの旨みを包んでいて、辛い中にもまろやかさがあります。
これは、「鯖7×辛子明太子3」くらいの比率のイメージで、これまで食べたことがない新しい味がしました。そして、まるでスルメのように、鯖と辛子明太の美味しさが口の中で増幅してくるんです。

2つを食べ比べてみた結果、どっちも美味しいんですが、個人的な推しはダークホースだった「大人のさばさばめんたい」のほう。しかもサバの身が大ぶりなので、お茶漬けにしたり、それだけでお酒のつまみにもなります。
鮭もいいけど、やはり焼きサバの旨さには勝てないのだな、などと一人で考えていたのですが、後日、「大人のしゃけしゃけめんたい」でおにぎりを作ってみたところ、ちょっと考えが変わりました。

おにぎりにすると、アツアツのご飯にかけたときと違って、「大人のしゃけしゃけめんたい」の辛子明太子の要素がより強くハッキリ出てくるんです。しかも辛さもしっかり際立ち、これはおにぎりにめちゃくちゃ合うことが判明。
というわけで、久世福商店の大人気シリーズ「大人のしゃけしゃけめんたい」と「大人のさばさばめんたい」、それぞれ3個買っても足りないくらいオススメです。
(撮影・文◎土原亜子)