フルーツの酸味と生クリーム、粒餡のコラボが絶妙!

包みを開けると、ポテっと柔らかく、薄皮の大福がお目見えしました。手のひらに乗せてみたのですが、女性の手のひらいっぱいになるくらいのボリューム感! フルーツがぎっしり入っているので、ずっしりと重みを感じます。

ナイフで半分に切ってみると、色とりどりの可愛らしい断面が出現! ブルーベリーやオレンジ、バナナ、フランボワーズ、パイナップルがぎっしりと詰まっていて、見るからにジューシーです。
5種類のフルーツと生クリーム、こし餡を羽二重餅で丁寧に手包みして作られています。その美しさは、夜空に咲く打ち上げ花火そのもの。

一口食べてみると、フルーツの酸味とクリーム、こし餡の上品な甘さが絶妙に混ざり合います。抹茶もいいですが、コーヒーや紅茶、スパークリングでも合いそうですね。さっぱりとした甘味ですが、ボリューム満点なので、ひとつ食べると小さなパフェを食べたような満足感。解凍してから食べると、フルーツの香りをふわりと感じることができますが、筆者は半解凍でアイスのように食べるのをおすすめします。
『五條堂』は地元・大阪だけでなく、大福を求めて県外から訪れるお客様も多いのだとか。自分のご褒美に、贈呈用に、ぜひお取り寄せしてみてはいかがでしょうか。
(撮影・文◎加藤朋子)