こだわりの手作りソーセージは大吟醸日本酒で贅沢に
ローストビーフは一度解凍すると食べきらないといけないので、もうちょっと小分けでいい肉料理はないものか……。そんな人には、ソーセージ専門店「CHARCUTERIE KOIDE(シャルキュトゥリ・コイデ))」のソーセージセットはいかがでしょうか?

今回、筆者が試食したセットには、燻製していない粗挽きの生ソーセージも入っており、まるで豚肉そのものを食べているような感覚でした。ほかにも、無塩漬のポークウインナーやカマンベール入りのフランクフルトなど種類が豊富で、「次はどれを食べようかな?」という楽しみがあり、これこそギフトならではの良さだと感じました。

そして、このこだわりソーセージに合わせるのが、山口県の八百新酒造の「雁木 純米大吟醸 鶺鴒」という日本酒です。ソーセージに日本酒なんて意外な組み合わせに感じますが、35%まで磨いた山田錦を使った大吟醸酒ならではのフルーティーさが、肉々しいソーセージとよく合うんです。

これまでいろんなお酒と食べ物のペアリングを試してきた筆者でも、この組み合わせは初めての経験。ソーセージに肉の甘みが感じられ、その甘味をすっきりした日本酒が上手く流してくれるので、いくらでも食が進みます。この新しい組み合わせはぜひお父さんにも知ってほしい!

完熟メロンと白ワインの組み合わせはまるでスイーツ
お肉を食べるのはそろそろきついよ…というお父さんに贈るなら、高級果物の代名詞でもある「メロン」はいかがででしょうか? 普段はそうそう高級メロンを買う機会はないと思うので、もらった側も「いいものをくれたな」と感じるはず。

筆者はとくにメロンが好きなほうでもないのですが、1玉で7,800円となれば、やはりその味わいは別格。とにかく糖度が高く、それでいて果肉の歯ざわりも良く、味見をしながら「うっ……うますぎる!」と思わず独り言を言ったほどです。

そんなメロンに合わせるのは、山梨・中央葡萄酒の白ワイン「グレイス甲州2016」。欧米でも高く評価されているワインで、フレッシュかつ酸味のある味わいが特徴です。

甘いメロンとスッキリした甲州の白ワインの組み合わせは、まさにスイーツのよう。メロンだけでも十分楽しめますが、甲州ワインと組み合わせることで、より“非日常”が楽しめる気がしました。

今回紹介したギフトは、まだ父の日のギフトを決めていない人なら、父の日当日を過ぎてでも贈る価値があるものばかり。スペシャルなお取り寄せギフトで日頃の感謝を伝えてみませんか。
(取材・文◎今西絢美)
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