
函館の老舗和菓子店『五勝手屋本舗』は、明治時代創業、150年以上の歴史をもつ北海道を代表する名店です。もともとは、ニシン漁で栄えた港町、江差で創業、人々の暮らしに寄り添う甘味として親しまれてきました。現在は函館を代表する銘菓「五勝手屋羊羹」をはじめとする和菓子で、全国に名を広めています。

『五勝手屋羊羹』といえば、筒状の容器に入った羊羹を、糸でくるりと切り分ける独特のスタイルが特徴です。

保存性に優れ、少しずつ切って食べられるこの形は、「好きな分だけ、好きなときに食べてほしい」という思想から生まれたものだとか。

この思いを、より現代的に、そして自由に楽しめる商品が「ご勝手に」。1箱に羊羹1本と最中の皮がセットになっていて、お土産にも、自分用に楽しみにも丁度よいサイズです。
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最中の皮に羊羹をのせてサンドし、厚みも量も、その日の気分で調整できるのが魅力。そして、秀逸なのが、この「ご勝手に」というネーミングです。

老舗らしい確かな味への自信があるからこそ、食べ方をこちらに委ねてくれる、その懐の深さを感じられる一品です。

羊羹のお味もとても上品。小豆の風味を引き立てる甘さと、すっと軽やか後味。遊び心のある商品でありながら、味わいは正統派という安心感は、さすが長年愛されてきた品であると実感します。
「ご勝手に」は、食べる前から、食べ終わるまで楽しい一品です。今日はどう食べようかと考える時間まで含めて、じっくり楽しみたい羊羹です。
(撮影・文◎亀井亜衣子)
●DATA
五勝手屋本舗





