
”食べるコーヒー”で話題を呼んだ、あの商品がさらなる進化を遂げました。
2025年11月4日、『UCC上島珈琲株式会社』が手がける「YOINED」の新作が発売されました。

2023年に誕生したこのシリーズは、20年以上にわたる研究の末、焙煎豆をまるごと粉砕し、コーヒーオイルで包み込む独自製法(特許第6849552号)が採用されています。チョコレートのタブレットのような見た目ですが、コーヒー豆の香りと味わいをそのまま閉じ込めた革新的な商品として話題を呼んでいます。

口に含むと、焙煎したてのコーヒーの香りがふわりと広がり、余韻がいつまでも続きます。アロマな香りが鼻孔をゆっくりと抜けて、飲むだけでは感じきれないコーヒー豆の持つ香りや、その余韻を食体験として楽しめるのが、YOINEDのユニークな点です。
今年発売した第3弾では、ブランド初の2つの産地のアソートを発表。発酵プロセスを取り入れたコロンビア産の豆と、品評会入賞歴を持つグァテマラ産の豆を使用した2種類の食べ比べを楽しめます。

コロンビア産の豆は、ウィラ県ブルセラス地区の名門農園が手がけたスペシャルロットを採用し、パイナップルやマンゴーのようなトロピカルな果実香が際立ちます。
グァテマラ産は、メキシコ国境近くのカペテナンゴ農園産。第5回「UCCアナカフェカッピングコンテスト」で第1位を受賞したロットを使用し、香ばしいローストナッツの風味と、やわらかな酸味が余韻となって続きます。

どちらも本当に香りをダイレクトに感じられ、コーヒーを飲むときよりも、じっくりとカフェタイムを満喫できるような体験です。さて、単体でいただくよりも実は飲み物とのペアリングもおすすめです。

「YOINED」のもう一つの魅力は、飲まないからこそできるお酒とのマリアージュです。今回は、世界的な日本酒ブランド『SAKE HUNDRED』のデザート日本酒「天彩(あまいろ)」とのペアリングが提案され、コーヒーの酸が日本酒の甘みが互いを引き立て合い、まるで果実酒のような豊かさが広がりました。
さらに、スモーキーなウイスキーやテキーラ、ほうじ茶に合わせても楽しめます。その時の気分で、ぜひ楽しんでみてくださいね。
![[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2025/11/20251118yoined07.jpg)
香りを食べるという新しいコーヒー文化を、ぜひその舌で確かめてみてください。
(撮影・文◎亀井亜衣子)
●SHOP INFO
UCC YOINEDアソート6P
発売日:2025年11月4日(火)〜 2026年3月末予定(数量限定)
価格:3240円(税込)
販売:UCC公式オンラインストア、上島珈琲店ほか全国の直営店舗
公式サイト:https://www.ucc.co.jp/yoined/








