コスパ良し、バリエーション豊富な『成城石井』のチョコスイーツ

昨今の異常気象やカカオ膨梢(ぼうしょう)ウイルスの感染拡大が原因のカカオ豆の不作によって、チョコレートの価格は今までになく高騰しています。チョコレートを扱う業界は例外なく価格改定や商品の見直しを迫られており、『成城石井』もそのうちの一社だったそう。
試食会に登壇した、株式会社成城石井の商品本部 加工食品課長・八尋佐和子さんによれば、『成城石井』では大幅な価格変更を防ぐために、今季はハイカカオチョコレートのような多量のカカオを必要とする商品ではなく、さまざまな食材と組み合わせたチョコレートスイーツをメインに展開することにしたそう。結果として、さまざまなバリエーションのチョコレートが楽しめる充実したラインナップとなりました。

試食会に登場したのは、人気ブランドの「マテス」「ショクモド トリュフ」「フェレッティ」「ピュア」「パティスイス」、そして成城石井のチョコレートたち。

毎年とくに人気が高いと言う、フランスのメーカー・マテスの「ファンタジートリュフ」は、これまでにも「マール・ド・シャンパーニュ」やオレンジピール、ピスタチオなどの多彩なフレーバーを展開していましたが、今年はポップコーンピースが入った「マテス ファンタジートリュフ ポップコーン」が新たにラインナップ。
![[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2024/12/f628a73610513a34fdfd40705dd9d816.jpg)
ポップコーンフレーバーのチョコレートは、現在海外でブームの兆しを見せているそう。細かく砕かれたポップコーンのサクサクとした食感とほのかな塩気が、甘くくちどけのいいトリュフの味わいと絶妙なハーモニーを奏でます。

ベルギーのメーカー・カシェから登場した「ブラウニープレッツェル ミルクチョコレート」も、塩気と甘みのバランスがたまらない一品。厚さ約1.5cmの板チョコの中に砕いたプレッツェルが混ぜ込まれ、絶妙な“甘じょっぱさ”と飽きの来ない食感が楽しめます。

ナッツとチョコレートを混ぜ合わせたイタリア発祥のスイーツ“ジャンドゥーヤ”は、成城石井のチョコカテゴリーの中でもとくにファンが多いそう。
今年はイタリアの老舗メーカー・フェレッティから、クラシック(ミルク)、ダークチョコレートベース、ホワイトチョコレートベースの3種類が入った贅沢なアソートが新登場!

商社を通さずに、パッケージングされる前の商品をバルク輸入するのも、コストを抑えるための取り組みのひとつ。個包装状態のチョコレートを自社セントラルキッチンで小分けにし、最適なサイズに商品化することで、運送費や包装費を抑えることができているそう。環境に配慮した「紙製ハイバリア軟包材」を採用したパッケージも、現代的で魅力的!
もちろん、ジャンドゥーヤの味も抜群。とくにクラシックは、ヘーゼルナッツペーストが32%も含まれており、ヘーゼルナッツの芳醇な風味と濃厚な味わいがたまりません。チョコレート好きの人はもちろん、ナッツ好きの人にもおすすめの一品です。
さらに、1月10日(金)からスタートする「味バリエを楽しむ チョコフェア」にラインナップする商品のレビューをお届けします。