油&タレがしたたる705g! 肉が器から出ちゃってる「マンガ盛り豚バラ丼」

目の前にやってきたのは、豚バラ肉が丼からはみ出たインパクトのある豚バラ丼。早速計測すると、直径12.5cmのお茶碗に、高さ約18cm、重さは705g(器の重さを除く)。
「マンガ盛りは1日1つは出るメニューですね。甘辛い特製ダレが味のベースになっています」と話すのは、店長のKUDOさん。飲み会などでこれが出てきたら、思わず盛り上がりそうな気がします。

店の自慢は「食肉市場から朝挽きの豚を仕入れていることですね。鮮度があってガッツリ感のあるメニューが充実しているのがうちのウリです」とKUDO店長。ということは、この豚バラもおそらく鮮度のいい豚バラ肉だと思われます。
「一番人気は『豚ホルモンの最強ガーリックソテー』(990円)ですね。冬限定の「もつ煮込み」(690円)も評判がいいんですよ」。ということは、豚肉料理&お酒が目当てでくるお客さんが多いのかもしれません。
そして、この丼、どうやって食べれば? 「最初に肉を下の皿に移動させて、ご飯が出てきたところから食べるのがいいかもしれませんね」。確かに、丼を持ってかっこむのは難しいと思われます。

食べ方を聞いたところで、早速食べてみると、店自慢の甘辛タレが豚肉の旨みを包み、ゴハンがガシガシ進む味。自慢の豚肉は、タレの味に負けない旨みがあり、お酒の〆としてはかなり贅沢だと感じました。
ところで、この店ではプロレスラーの人をよく見かけるって聞いたんですが?「ここは、プロレス団体のDDTプロレスリングが営業しているお店なんですよ。なのでプロレスラーが働いている店でもあります。所属レスラーはもちろんですが、他の団体のレスラーもよく飲みに来るんですよ」。
そう聞いて改めて見ると、厨房で料理をメインで作っている人、常人とは思えない胸板の厚さ! おそらくレスラーさんまたは練習生の方とお見受けします。「DDT所属の選手なら毎日誰かが来店していますね」。そう話すKUDO店長も実は所属選手だったりします。DDTプロレスファンにとっては聖地なのかも。

調査結果
ということで、『エビスコ酒場』最大の飯メニュー、「マンガ盛り豚バラ丼」は705g。惜しくも1kgにはいかなかったけれど、さんざ飲んで食べての後、締めのゴハンとしては充分なボリューム。3~4人でシェアしてね、とメニューに書くのも納得です。
DDTプロレスリングファンはもちろんですが、ガタイのいい人鑑賞好きにも教えてあげたら喜ばれそうな『エビスコ酒場』。後楽園ホールなど、東京で試合がある日は、もしかしたら遭遇率が高くなるのかも? もちろん、プロレスがわからない人でも朝挽きのフレッシュ豚肉とお酒を楽しむのにおすすめですよ。