歴史ある街、京都。この地発祥の美味しいものがたくさんありますが、“日本最古”といわれるお菓子もあります。
それが、今回ご紹介する「清浄歓喜団(せいじょうかんきだん)」という名前のお菓子。一見すると、お菓子の名前には思えませんが、「清浄歓喜団」は1000年もの歴史がある、とんでもなく由緒のあるお菓子です。
名前だけだと団体名のように聞こえる「清浄歓喜団」。京都の老舗和菓子屋『亀屋清永(かめやきよなが)』で販売しています。お店入り口の暖簾にある赤いマークも清浄歓喜団を模っています。
大きなお店ではありませんが、店内には美味しそうな和菓子がズラリ。「清浄歓喜団」の隣にぶと(ぶは食へんに[立/口]。とは食へんに「主」/以下同じ)という雰囲気の似ているお菓子を発見したので、そちらも一緒に購入してみます。
購入の際には、お店の人から「清浄歓喜団は固いので注意してくださいね。中心部分を下から押し上げると簡単に割れますよ」とアドバイスをいただきました。さて、どんな味わいなのでしょうか?