
外出自粛ムードが続く中、12年連続で躍進を続けているのが、缶チューハイをはじめとするRTD(レディー・トゥ・ドリンク)市場。スーパーやコンビニで缶入りのお酒を買い込んで、家飲みを楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。
とくに、ここ数年来ブームが続くレモンサワーを筆頭に、グレープフルーツ、ライム、オレンジなどの柑橘系缶チューハイは家庭での食中酒として支持されていることから、各飲料メーカーがバラエティ豊かなラインナップを続々と開発しています。
そうしたRTD飲料が多様化する中、門前仲町で屈指の人気を誇る名店『酒肆一村』の店主・大野尚人さんと、雑誌『食楽』編集長の大西健俊が注目するのがKIRINの「本搾りTM」。今どきのチューハイ事情から、他にはない「本搾りTM」の魅力、そしてテッパンのペアリング料理まで、酒と食に一家言持つ二人に語ってもらいました。

大野尚人さん/『酒肆一村』店主。酒場好きが高じて会社員から飲食の道へ。都内の割烹や人気居酒屋で修行後、日本酒と季節料理の名店『酒亭 沿露目(ぞろめ)』を門前仲町にオープン。「居酒屋以上BAR未満」を標榜する『酒肆一村』はその姉妹店で、こだわりのレモンサワーが酒通の間で話題に

大西健俊/本誌『食楽』及び『食楽web』編集長。Fly Inc.取締役。旅・食・酒をテーマに活動し、グルメECサイト「オンワード・マルシェ」のクリエイティブ・ディレクター、地域創生メディア「ONESTORY」副編集長なども兼任。もともと缶チューハイは飲まなかったが大野さんの勧めで「本搾りTM」ファンに

ちなみに、『酒肆一村』の名物であるレモンサワーはジンベースで、「名代」・「塩味」・「甘味」・「苦味」・「辛味」の5種。大野さんの徹底した味覚研究による巧みな仕掛けを、飲み比べながら楽しめるのが人気の秘密。ひと手間加えたセンスのよいアテも評判の名店です。というわけで、いざ対談スタートです。