
●実はラーメン激戦区である東銀座に『麺 銀座おのでら』が誕生。店舗限定メニュー「特製塩ラーメン」や、「和え玉」が登場しました。
銀座のラーメンシーンに、新たな一杯が誕生しました。表参道に1号店を構える『麺 銀座おのでら』が2025年12月4日、満を持して東銀座に2号店をオープン。すでに激戦区として知られるこのエリアに、限定メニューの「特製塩ラーメン」で勝負します。

オープニングイベントには、6年連続でミシュラン一つ星を獲得する『薪焼 銀座おのでら』の寺田料理長をはじめ、東銀座店の新料理長に就任した大野さんらが登壇し、東銀座店限定の 「特製塩ラーメン」を披露しました。

塩ラーメンはごまかしがきかないと言われるほどの繊細な味わいが特徴で、味噌や醤油など他のラーメンに比べると、旨味の表現が難しいとのこと。

「特製塩ラーメン」は、燻チャーシュー、鴨チャーシュー、葱、メンマ、セロリ、煮卵、ハーブバターとトッピングも充実した一杯。麺は、北海道産小麦粉「きたほなみ」を使用しています。

シンプルながらこだわりを随所に感じるスープ。具材、麺のバランスがわずかに崩れるだけで味が変わるため、具材の温度、塩の種類、香味油の配合まで妥協せず作り上げた一杯です。
実際に口にすると、その言葉の意味がよくわかります。塩ラーメンのイメージを覆すほど 旨味が濃密で、出汁の奥深さがふわりと広がったかと思えば、後味には塩ならではのキレが追い、重さを感じさせません。この旨味とすっきり感のバランスは、塩ラーメンでは味わったことのない新鮮さです。
![特製ハーブバター[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2025/12/20251209onodera06.jpg)
さらに『麺 銀座おのでら』の象徴ともいえるのが、トッピングされた特製ハーブバター。スープの熱でじんわりと溶けていくと、味わいが少しずつ 和から洋へと徐々に変化を起こします。食べ進めるたびに表情が変わる一杯は、最後の一滴まで楽しく、まるでコース料理をいただくような体験でした。

今回、塩ラーメンとともに提供された 「煮干し和え玉(ハーフサイズ)」は、お腹いっぱい食べたい客層へ、単なる追加麺ではなく、より満足感を得られるように設計された一杯です。
そのまま食べるのも良し、スープに入れたり、つけ麺風に食べたり。食べ終えたスープの余韻を楽しみつつ、煮干し香る和え玉で締めるという流れが、ラーメンの新たな楽しみ方として定着しそうな予感です。

塩ラーメンのイメージを覆る一杯、ぜひ体験してみてください。
(撮影・文◎亀井亜衣子)
●SHOP INFO
麺 銀座おのでら 東銀座
住:東京都中央区銀座4-8-4三原ビル 1F
TEL:03-5915-4388
営:11:00~21:30
休:なし
https://onodera-group.com/ramen-higashiginza/









