【小宮山雄飛 蕎麦呑みの名店】大人になってわかった日本橋の老舗『室町砂場』の楽しみ方

【小宮山雄飛 蕎麦呑みの名店】日本橋の名店『室町砂場』で楽しむ至極の「もり」と「ざる」
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●蕎麦が好きでお酒が好きな小宮山雄飛さんが、美味しいお蕎麦屋さん、そして蕎麦屋呑みの魅力を伝える連載。今回は日本橋の名店『室町砂場 日本橋本店』を訪問。

 明治2年創業、東京の蕎麦好きなら知らぬ者はいない、老舗中の老舗『室町砂場 日本橋本店』。

「砂場」というお店の名前の由来は、大阪城を作る際に砂を置いていた砂置き場にあったお蕎麦屋を、お客さんが「砂場」と呼び始めたことから。つまりは大阪が発祥ということ。

日本橋の裏路地に店を構える『室町砂場 日本橋本店』
日本橋の裏路地に店を構える『室町砂場 日本橋本店』

 よく東京は蕎麦文化、大阪はうどん文化と言われますが、東京の老舗の「砂場」のルーツが実は大阪にあるというのが面白い。

 これ、蕎麦好きの蘊蓄(うんちく)初級ですから、しっかり覚えておきましょうね。