
北海道を旅すると、道民の日常に溶け込むオレンジ色の看板を必ず目にします。そう、『セイコーマート』です。道産素材を活かした店内調理メニュー「HOT CHEF(ホットシェフ)」が人気のご当地コンビニ。地元の人はもちろん、観光客やツーリング客の“旅のおやつ”としても愛されています。

夏の終わり、北海道旅行に行った際に、北海道に住む友人に、「セコマ行くなら絶対これ!」と教えてもらったのが「道産ポテトのフライ」でした。

さっそく店内のホットシェフコーナーへ……と思ったのですが、各売り場から様々な誘惑を受けつつ、お目当てを探しに。
![[食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2025/11/20251113secoma04.jpg)
なるほど。これはたしかに美味しそう。
まずは1個と、購入してみると……これが想像以上のクオリティでした。皮付きのじゃがいもが一口サイズにカットされ、ほくほくとした食感と、しっとりなめらかな口あたり。味付けはシンプルな塩のみで、じゃがいもの甘みを最大限に引き出しています。まさに素材勝負ですよね。

北海道産のじゃがいもは、でんぷん質が高く冷めても美味しいのが特徴。その良さを存分に味わえるこのフライは、まさにコンビニの枠を超えた名品です。

あまりの美味しさに、旅行中に2日連続で購入してしまったほどです。
セイコーマートのホットシェフの魅力は、店内調理にあります。だから、いつでも揚げたて、炊きたて。寒い時期が長く続く北海道では、このホカホカが売れしいですね。

「カツ丼」や「おにぎり」なども人気だそうで、再訪するときは、こちらも試してみたいと思います。
(撮影・文◎畠美奈子)
●DATA
セイコーマート
https://www.instagram.com/seicomart.official/








