ホルモンの盛り合わせとビールで朝からガッツリいきます!

メニューは通常営業と変わらない感じ。ホルモンが名物らしいので盛り合わせを選び、ハラミとバラの間の希少部位という「裏はらみ」も注文しました。

焼肉のお供にはその時の気分に合う瓶ビールを注文。するとおかわり自由のキャベツのお通しもついてきました。朝からお通しという、何とも不思議な感覚。
本格的に焼き肉を始める前にまずはビールで乾杯。寝起きの喉をしっかり潤したところで「裏はらみ」の登場です。

壺に入った状態での登場に、心なしかテンションも上がります。よく混ぜて表面にしっかり火を通し、中はややレアくらいでいただきました。ガシッとした食感に濃厚な旨味で、まさにハラミとカルビのいいとこどり。
焼肉といえばカルビかハラミという人も多いと思いますが、そういった人にオススメのメニューとなっています。

しばらくするとホルモンの盛り合わせが登場。発色もよくてエッジも立っていて新鮮な証拠。一皿で色々な種類が食べられるのが嬉しいですね。

センマイなどのメジャーどころに加え、ふわ福という牛の肺はフワフワッとした不思議な食感。ガリガリは豚の気管で焼きあがると固くなる部位で、ガリガリと口の中で細かく砕け、ビールとの相性がピッタリ!
焼きあがったムッチムチのミノやハチノスなどを食べてはビール。ビールを飲んではホルモンを焼いて、ループが止まらなくなります。
シメは大阪名物「かすうどん」

実はこちらの『龍の巣』、うどんに油かすを入れた大阪名物「かすうどん」の名店としても有名です。かす増しにしたかすうどんにはビールもピッタリだろうと瓶ビールを追加しました。
このうどんの半分を覆う薄茶色いものが全部、かす。正直、こんなにかすが入っているのは初めてです。
![焼き肉に全く負けてないパンチのあるかすうどん [食楽web]](https://cdn.asagei.com/syokuraku/uploads/2025/07/20250721-ryunosu10.jpg)
スープはダシが濃くも優しい味、麺はコシがあるけどふんわり柔らかめ。そこにどっさりと乗った脂の旨みたっぷりな油かすという背徳感……飲みの後の締めメニューにもピッタリです。
大満足の末、お店を出たのは7時前くらいで、早朝出勤の人とすれ違う時間となっていました。

お店のコンセプトとして焼肉はもちろん飲みだけも歓迎、かすうどんだけも大歓迎という感じなので、歓楽街の早朝は仕事終わりのいろんなお客さんがやって来て独特の雰囲気を醸し出していました。朝の活力を得るために食べに来ると、何とも不思議な非日常的感を楽しむことができますよ。
(撮影・文◎けいたろう)
●SHOP INFO
焼肉ホルモン 龍の巣 心斎橋モトミセ
住:大阪府大阪市中央区心斎橋筋2-3-32
TEL:050-5589-9158
営:18:00~翌09:00
休:無休
http://www.ryu-nosu.co.jp/
●著者プロフィール
けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。