夜の二子新地はイケオジの街!?<前編> 高井英彦会長がナビゲート!【心と舌で楽しむ商店街の歩き方2】

3代目のイケオジが焼く鉄串の焼き鳥がウマい『㐂月』

自慢の焼き鳥を焼く3代目。写真奥は2代目。息の合ったコンビネーションでお店を切り盛り
自慢の焼き鳥を焼く3代目。写真奥は2代目。息の合ったコンビネーションでお店を切り盛り

「溝の口で43年、二子新地に移って今年で30年になります。創業当時からずーっと鉄串を使っているのがこだわりです。表面だけでなく、中からも熱が浸透するのでムラなく焼き上がります。お店は今年で73年目、私で3代目になります。」

緑茶割りをいただきます。呑助にはうれしい焼酎の量多め
緑茶割りをいただきます。呑助にはうれしい焼酎の量多め
左から「たん」「かしら」「若とり」「ササミの梅ワサビ」「チーピー肉巻き」
左から「たん」「かしら」「若とり」「ササミの梅ワサビ」「チーピー肉巻き」

 綺麗に焼き上がった焼き鳥は、言うまでもなくどれもおいしく、丁寧な仕事を感じます。
特に「チーピー肉巻き」は供されたらすぐに食べるのがおすすめ。チーズのトロトロ感が絶妙です。

「焼き鳥も季節の料理もお酒もおいしいですが、『㐂月』はお店の雰囲気と人柄が最高ですよ。『㐂月』に限らず二子新地には会いたくなる人がいるお店があるんです。アットホームな雰囲気に惹かれる人が多いと思います」と高井会長が話すと、常連の女性が乱入します。

2代目からしたら孫の年齢に近い常連さん。若者から年配まで楽しく飲める雰囲気が魅力
2代目からしたら孫の年齢に近い常連さん。若者から年配まで楽しく飲める雰囲気が魅力

「イケオジも!二子新地にはイケオジがたくさんいるんです。イケオジ特集をやった方が良いです。高井さんもイケオジだし、ジュニアさん(3代目)だってイケオジだし!」

「イケオジって何歳くらいからイケオジなの?」と3代目
「イケオジって何歳くらいからイケオジなの?」と3代目
「見た目でいいんじゃん?見た目50歳以上で!」と高井会長
「見た目でいいんじゃん?見た目50歳以上で!」と高井会長

「ジュニアさんは仕事では割烹着だけど、休みの日に会うとバリっとしてイケオジ雑誌の表紙みたいなんです!」と常連さん。

「イケオジ大会があったら、二子新地は勝てそうだ。」と高井会長。

 イケオジ大会、どんな大会なのでしょうか?

 とりあえず、イケオジの定義が決まり、二子新地にはイケオジが多いという情報を得たところで次のお店へ向かいます。

●SHOP INFO

㐂月

住:神奈川県川崎市高津区二子2-1-8石崎ビル1F
TEL:044-822-3222
営:17:00〜23:00(L.O)
休:日曜
https://www.instagram.com/p/DEITTjzz6jV/