北海道名物の豚丼ならここ! 弟子屈町『くまうし』の「豚丼」

養豚も盛んな北海道は、カレーに豚肉、肉じゃがに豚肉、焼き鳥も豚肉、と豚肉が大好き。帯広のご当地グルメに豚丼があるように、日常的に食べられています。
摩周湖や屈斜路湖など道民もあこがれる豊かな自然に囲まれた弟子屈町(てしかがちょう)にも、人気の豚丼の店『くまうし』があります。

着丼を待つ間、店中に豚肉の香ばしさが広がり、腹の虫も鳴りっぱなし。期待に満ちた一口目から、豚バラの甘くジューシーな肉汁が広がります。網で豚バラ肉を焼いてからタレに絡めているので、余分な油分が抜け、とても食べやすいのです。
醤油タレは、オホーツクのホタテ干し貝柱や数種類の魚介、野菜で仕込んでいるそうで、奥行きのある味わいを楽しめますよ。
●SHOP INFO
店名:くまうし 弟子屈本店
住:北海道川上郡弟子屈町鈴蘭1丁目8-6
営:【1~2月】11:00~15:00、17:00~20:30【3~12月】11:00~20:30
休:火曜
甘いデミグラスソースが懐かしい『パーラーフタバヤ』のハンバーグ

函館市は喫茶やパーラーの文化が根付いていて、雰囲気のある老舗店めぐりも観光中の楽しみです。市内にある老舗、かつ、三世代にわたって愛されているのが、『パーラーフタバヤ』です。

オムライスやナポリタン、ハンバーグなど定番メニューが並びますが、実は「ハンバーグ」のソースがとてもユニーク。
見るからにトロっと濃厚なデミグラスソースがかかっているのですが、これが、甘い!みんなおなじみのデミグラスソースをイメージすると、まったく別物に感じるほど甘みの強い味わいです。例えるなら、「オタフクのお好みソース」並みに、こっくりとしています。この味わいがとても懐かしくて、ぎゅっと身の詰まった手ごねハンバーグと相性が良いのです。
ランチタイムは行列必至! 『麺屋石ばし』の味噌ラーメン

北海道民は総じてラーメン好きと言っても大げさではありません。東京なら大盛り? と思われるサイズが普通盛りで、昼間っからも、しっかり、ガッツリ食べたいのです。そんな強い胃袋をお持ちの読者におすすめしたいのが、2017年創業の『麺屋石ばし』です。

函館にあるラーメン店は大抵、塩、醤油、味噌の3スープを展開していることが多く、どれを食べるか悩みますが、定番を狙うならメニューの一番上に書いてあるものでOK。スープは値段据え置きで「こってり」と「あっさり」から選べます。
北海道のラーメンはやっぱり卵麺でなくちゃ! のど越し、風味、弾力、小麦だけの麺よりもしっかり味わいがあって、味噌ベースのスープとも相性ばっちりです。