
焼酎の定番の飲み方、緑茶ハイ。最近は本格麦焼酎「いいちこ」をベースにした“いい茶こ”の人気が広がっている。100種類のお茶割りの酒を楽しめる店『茶割』や『wacasu』を展開する多治見智高さんに、渾身の「いいちこ×緑茶」の一杯を作ってもらった。
多治見智高さん……2016年、100種類のお茶割りドリンクを楽しめる居酒屋『茶割』を開業。今年9月オープンの『wacasu』など計4店舗を運営中。「一般社団法人日本お茶割り協会」の発起人であり、代表理事を務める。
いい茶ことは?

本格麦焼酎「いいちこ」と緑茶の“香り”と“旨み”がまろやかに調和したまぁるいおいしさの緑茶ハイ。市販の緑茶で割るだけでなく、急須に茶葉と「いいちこ」を注いで抽出するなど自分好みの作り方で楽しめる
驚くほどまろやか心地よい余韻が続く一杯に

焼酎をはじめとする10種のベースの酒と、緑茶や紅茶など10種のお茶との組み合わせからなる100種類のお茶割りが楽しめる居酒屋『茶割』、より洗練されたお茶割りの数々と料理を楽しめるレストラン『wacasu』。そのオーナーであり、お茶と酒が醸し出すおいしさを追求してきた多治見さんは、本格麦焼酎「いいちこ」のポテンシャルを高く評価する。
「お茶割りの魅力は、お酒とお茶をそれぞれ味わうのとはまた違って、お酒とお茶の持ち味が掛け算されるところ。『いいちこ』をお茶割りにすると、持ち味である本格麦焼酎らしい確かな飲みごたえと、ほどよいフルーティさがお茶の風味と相まって、新たな一面を見せてくれます。お茶割りにとても向いているお酒ですね」

この日、多治見さんが「いいちこ」の相棒として選んだのは、熊本県益城町で栽培されたかぶせ茶「冴えあかり」。かぶせ茶とは製法的には玉露と煎茶の中間にあり、玉露の旨みと煎茶の爽やかさを兼ね備えた緑茶のこと。産地や生産者によってその味わいは千差万別だが、今回使用する茶葉はひときわ豊かな旨みと甘みが特長だ。

お茶として飲む時よりも多めの茶葉を急須に入れ、じっくり抽出して少し濃い目の緑茶を淹れる。それを大量の氷で一気に冷やし、予めグラスで冷やしておいた「いいちこ」と合わせ、静かにステアすれば、多治見流の一杯が完成。
早速いただくと、そのまろやかな口当たりに驚く。第一印象は極めて軽く、緑茶ならではの旨みと甘み、爽やかな香りがパッと広がる。そして僅かな時間差で「いいちこ」の豊かな味わいが広がってキレていき、心地よい余韻が残る。
「単体でも味わい深いですが、白身の刺身から味の濃い揚げ物までどんな料理にも寄り添ってくれて食中酒としても非常に優秀です」

茶葉によっては茶の風味がいいちこの余韻と重なりどっしりした印象になるそう。また抽出方法を変えることでもアレンジ可能だ。
「あえて熱めのお湯で淹れて苦味を出すという手もあり、好みの味を探るのも楽しいですよ。まろやかに抽出するなら水出し。大型ペットボトルに茶葉と水を入れて冷蔵するだけで、お手軽です」
自宅でもすぐに真似できる飲み方“いい茶こ”。その至福の時間を思い思いに楽しんでほしい。
使うのは…

・いいちこ25度 900ml……厳選した大麦・大麦麹と清冽で良質な水だけで醸した1本 希望小売価格:1,077円
・冴えあかり……苦味と渋味が穏やかで、甘みが広がる印象

●SHOP INFO
店名:wacasu
住:東京都目黒区中央町2-19-14
TEL:03-5708-5740
営:17:00~23:30
休:火・水
三和酒類株式会社 いい茶こ特設サイト
https://www.iichiko.co.jp/promotion/iichako/
※飲酒は20歳を過ぎてから。お酒はおいしく適量を。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に影響するおそれがありますので、気をつけましょう。飲酒運転は、絶対にやめましょう。