【実食レポ】バーガーキングの大人気シリーズ「タルタル・シュリンプワッパー」を食べてみた

●『バーガーキング』から新作が登場。「タルタル・シュリンプワッパー」早速食べに行ってきた！

　ビーフ100％パティを使ったワイルドな看板メニュー「ワッパー」を始めとする、多彩なアメリカンスタイルのハンバーガーを提供している大人気チェーン『バーガーキング』では、新作メニュー「タルタル・シュリンプワッパー」を期間限定にて販売しています。

　第1弾の「シュリンプワッパー」、そして現在も好評発売中の第2弾「トムヤム・シュリンプワッパー」に続く、シュリンプシリーズ第3弾となる今回の「タルタル・シュリンプワッパー」は、ベースとなるハンバーガー「ワッパー」に、スパイスやハーブをしっかりと染み込ませたぷりっぷりのガーリックシュリンプ4尾と、たっぷりの特製タルタルソースを組み合わせた一品となっています。

　ただでさえ美味しい「ワッパー」にシュリンプ＆タルタルの好相性コンビをサンドしたとなれば、“美味しい”の上乗せがどれほどのものなのか？　さっそく最寄りの『バーガーキング』で現物を購入。味をチェックしてみたいと思います！

重量はずっしり重い343g！

　早速カブり付きたい気持ちをグッと抑え込み、まずは重さと具材をチェック。袋から取り出したときにそれなりの重量感がありましたが、実際に計ってみると包み紙込みで343g。納得な重さです。

エビはみ出てます……！豪快なビジュアルな「タルタル・シュリンプワッパー」

　では包み紙を御開帳。お～、シュリンプがはみ出てる（笑）。バンズを開くとたっぷりのレタスにスライスオニオンとスライストマト、その下にシュリンプとビーフパティが鎮座しています。マヨネーズがかかっているのはわかりましたが、タルタルソースの姿が見えません。さすがにかけ忘れることはないと思うので、こちらは食べ進めたときに改めて確認してみましょうか。

　それではひと口。柔らかなバンズの食感に続いて、レタスとスライスオニオンの瑞々しいシャキシャキ感、マヨソースの控え目な酸味、ビーフパティのスモーキーな風味と肉の味と、情報量が多いのにも関わらず、各具材の味わいが順番に口の中を埋めていきます。うめぇなあこれ！

　一緒にシュリンプも口の中に入ったはずなんですが、どうやらワッパー素材の食感と味で埋没してしまった模様。そこで改めて、シュリンプだけを試食。ぷりっぷりの食感とガーリックの風味がすごい！　さらにスパイシーなピリ辛が後から加わって、非常に美味です。

　そして行方が分からなかった特製タルタルソース、シュリンプと同じ段にいたのを確認！　マヨこってり感とは対極の水気が多いさっぱりテイストで、タルタルらしく刻んだ玉ねぎのショリっと食感がアクセントになっています。何だろう、もうちょっと前に出てきてもよかったし、むしろ前面に出るべきテイストを備えているのに、敢えて一歩引いた位置付けにした…ってことなんでしょうかねえ。ただ、そのおかげでバーガー全体が『ワッパー』単体よりも格段に食べやすくなってる気がします。結構なサイズと重さだったのに、ペロッと平らげてしまいました。ウマかった～。ごちそうさまでした！

「ダブル」に「ジュニア」も同時発売中！

　今回実食した「タルタル・シュリンプワッパー」には派生メニューがあり、ビーフパティ2枚・シュリンプ4尾の「ダブルタルタル・シュリンプワッパー」と、一回り小さいサイズでシュリンプが2匹の「タルタル・シュリンプワッパーJr．」が同時に販売されています。基本的なテイストは当然ながら3種類全て同じですので、気分とお腹の減り具合に合わせてチョイスしてみてくださいませ。なお、第2弾の「トムヤム・シュリンプワッパー」も同様に3種類での発売となっています。こちらもぜひどうぞ。

まとめ

　シュリンプは大粒でプリプリ感があり、なおかつガーリックとスパイシーな辛さがしっかり入ったナイスな味わい。そして特製タルタルソースは卵とマヨのもったり感がない緩めの仕上げとなっていました。ですが、本来であればイニシアチブを取って然るべきの両者が、ベースの「ワッパー」に存在感を消されてしまっていたのが残念。バーガー全体としての美味しさは文句なしですが、個人的にはもっとシュリンプとタルタルソースの主張があっても良かったなというのが正直な感想でした。シュリンプは6粒とか8粒、タルタルソースは溢れんばかりのたっぷり＆もったりなら、例え価格が上がったとしてもそれに見合った満足度が得られたんじゃないかなあと思った次第です。

　いつもより若干辛めの評となった今回の「タルタル・シュリンプワッパー」ですが、美味しくいただけるハイクオリティな一品であることは間違いなし。なくなり次第販売終了となりますので、そのテイストを己の舌で確認してみたいという方は、ぜひお早めに『バーガーキング』へ向かってくださいね。

（撮影・文◎河西まさあき）