「チキンカツカリーパン」

まずは新作「チキンカツカリーパン」から。買いに行く前に公式サイトでメニュー写真は見ておいたんですが…お店で受け取ってビックリ。いや、本当にデカい(笑)。ざっくり計ったサイズは18cm×10cm×厚さ8cm、重さは450g(軽い容器込み)と、一般的なハンバーガーと比べてみても2~3個分はある大きさです。
さっそく味を確認。3つにカットされていて、キレイに手持ちができます。特製のカツパンは風味豊かでしっとり柔らか、カリーソースは甘さに続いてスパイシーな辛さが来る2段構えのテイスト。一緒に入っている辛子マヨネーズ(こちらはオーダー時に有無を選べます)が、コクと辛味をプラスしています。
サンドされているチキンカツは鶏むね肉かな? パサ付き感のない柔らかな食感とサクサクの衣が、カリーソースと一体となって実に美味しい味わい。チキンカツの下にいるレタスは、残念ながら持ち帰る間にカリーソースとチキンカツの熱でしなしなになっていました。お店で食べていたらフレッシュでシャキっとした食感が加わった、より美味しい味わいを楽しめたんでしょうねえ。

チキンカツとカリーソースの味わい、全体のテイストはもちろん文句なし! ボリューミーですが“重さ”をそれほど感じないのは、やはりカツの肉がチキンだからかもしれませんね。一気に平らげたいところですが、一切れを食べ終えたところでひとまずストップ。次の「チーズカリードッグ」に備えます。
「チーズカリードッグ」

続いては「チーズカリードッグ」。こちらは「チキンカツカリーパン」の半分くらいのサイズで、食べやすいよう2つにカットされています。パンがものすごく柔らかい! 気を付けないと指で潰してしまいそうです。ではパクリ。カリーソースがたっぷり入っていて、カリーの美味しさがダイレクトに伝わってきます。パンのもっちり感とよく合います。サンドされている粗挽き風ソーセージのプリプチッとした食感、旨み&塩味が味わいのアクセントになります。

柔いなあ、カリーソースがウマいなあ、ソーセージもいいなあ、チーズはちょっと弱いかなあと、テイストをついつい堪能してしまった結果、半分でストップをかけるつもりが1本完食(笑)。次、行ってみましょう!
「カツカリーパン」

ラストは「カリー祭り」の定番「カツカリーパン」。見た目とサイズ感は「チキンカツカリーパン」と全く同じですが、重さは535gと若干重めです。違いはどこにあるんだろうと考えつつ、ガブリ。しっかりとした食感と肉の旨みを備えたカツは、衣のサクサク感とカリーソース&辛子マヨネーズの旨み&辛さに加え、特製パンとカリーソースと馴染んだキャベツの千切りが合わさることで美味しさがさらにアップします。なるほど、これは定番になるのも納得の旨さです。

この後は「チキンカツカリーパン」の残り2切れと交互に食べ進め、残すことなく一気に完食。ごちそうさまでした!
まとめ

3品食べて感じたのは、やはり味の決め手となるカリーソースのクオリティの高さ。単にスパイシーとか辛いというわけでなく、甘味やコク、ご飯ではなくパンに合うテイストなど、細部まで考え抜かれたバランスと絶妙な美味しさに仕上げられていたように感じました。今回はテイクアウトを選択したことで「チキンカツカリーパン」のレタス、「チーズカリードッグ」のチーズの存在感を消してしまう結果になったのが悔やまれますが、一方で「カツカリーパン」はキャベ千がカリーソースに馴染んで、非常に美味しくいただけたのが望外の高ポイント。実食を考えている方はその辺りを踏まえてオーダーしてみてはいかがでしょうか。
ということで美味しさ抜群、そして今回の実食で改めて評判のボリューミーさを体感できた「カリー祭り」の3品。ぜひお腹を目一杯空かせてから、最寄りの『コメダ珈琲店』で充実のお食事タイムを楽しんでくださいませ!
(撮影・文◎河西まさあき)