ランキング1位に輝いたミニカップ「ショコラデュオ」の実力は?

まずは1位のミニカップ「ショコラ デュオ」から試食スタート。これは通年商品なので、いつでも購入できます。“デュオ”という商品名の通り、ミルクショコラアイスクリームとカカオショコラアイスクリームの2つのフレーバーを一度に楽しめます。

既存のチョコ系ハーゲンダッツで言えば、「チョコレートブラウニー」は超濃厚な味わいが特徴でしたが、それに比べると、こちらはミルキーで優しい甘さのミルクショコラアイスクリームと、コクのあるカカオショコラアイスクリームが適度に混ざり合っており、バランスの良さが光ります。
印象としては、チョコレートのアイスといえばこの味という王道ど真ん中。誰が食べてもおいしいと感じるバランスの良さです。これは納得の1位ですね。
次に食べたのは、ランキング4位のミニカップ「キャンディングアーモンド」。アーモンドに飴がけ&ホワイトチョコレートのダブルコーティング。

ひとくち目から、ザクザクの食感が心地よく、ナッツが香ばしい! 個人的には飴がけアーモンドがやや甘すぎる気もしましたが、ナッツの食感がリッチで、たまのご褒美として食べたくなる気持ちはよ~くわかります。
続いてミニカップ「甘熟 紅はるか」。ランキングは5位でしたが、どんな味わいなのでしょうか。

パクリとひと口。これは…“ザ・焼き芋”の味! アイスなのに芋ならではのほっくり感と濃厚さが口に広がり、まるで「冷たい(けどおいしい)焼き芋」を食べているような感覚です。中央にはしっとりなめらか&粗粒入りの紅はるかソースが入っていて、風味も豊か。筆者的には、先ほどの「キャンディングアーモンド」よりもこっちのほうがダンゼン好みでした。
さて、どんどんいきましょう。お次はクリスピーサンド「芳醇ティラミス」。はミニカップ「甘熟 紅はるか」と並び、同率5位。毎回思いますが、やっぱりクリスピーサンドは手に持ってワンハンドでかじれるのがお手軽でイイですね。

肝心の味ですが、エスプレッソの程よい苦味が全体に効いていて、マルカルポーネアイスクリーム、ココアウエハース、マルサラ酒といった要素がバランスよく口内で一体化していきます。先ほどの「甘熟 紅はるか」と同じ5位に食い込んだのも納得のおいしさでした。
そして最後は、ランキング8位の「リッチミルク クランチ」。ハーゲンダッツはバニラ派なので、この「リッチミルククランチ」については、正直「うーん…?」と首を傾げてしまいました。

もちろんおいしいのですが、ホワイトチョコレートコーティングとフィアンティーヌ(薄く焼き上げたクレープ生地を細かく砕いたもの)が、どうしても蛇足な気がしてしまうんですよね。だって、そんなことしなくてもアイスクリームそのものがおいしいのに! なんて思ってしまいました。もちろん、これが好きな人もいるでしょうし、完全な好みの問題ですね。
ということで食べ比べてみて、筆者的なランキングとしては、1位「ショコラデュオ」、2位「芳醇ティラミス」、3位「甘熟 紅はるか」、4位「キャンディングアーモンド」、5位「リッチミルク クランチ」という結果に。
調査結果:ランキング1位だった「ショコラデュオ」は納得のおいしさ。順位は下がってしまったが、「キャンディングアーモンド」と「リッチミルク クランチ」はガツンと甘く濃厚で、クランチのザクザク食感が好きな人には超オススメ。あと焼き芋好きは「甘熟 紅はるか」一択です!
(撮影・文◎亀井亜衣子)