
和歌山県は温州みかんの生産量日本一で、特に栽培が盛んなのが有田地方。約450年の歴史を持つ日本有数のブランド「有田みかん」はご存知の方も多いでしょう。温暖な気候と急峻な段々畑という好立地で育まれ、濃厚な甘さと絶妙な酸味が特徴です。
そんな有田エリアに 2025年3月、注目のニュースポット、terrace&marche『果汁と果実』がオープンしました。こちらは有田みかんの会社『早和果樹園』が手掛けるお店。「早和みかん選果場」に併設しており、有田みかんジュースなど和歌山のお土産として人気の商品を販売するほか、ジューシーなスイーツが食べられると話題を呼んでいます。
早和果樹園ってどんな店?

早和果樹園は1979年、7戸のみかん農家が集まってできた会社。生産から加工、販売まで一貫して行っており、「みかん1個の価値」を高めようとさまざまな商品づくりに取り組んでいます。
例えば、みかんの果肉をジュースやゼリーだけではなく、薄皮をスムージーにしたり、外皮を乾燥させて七味や陳皮にしたり……自家栽培だけではなく、地元の農家さんとタッグを組みながら、みかんの持つ底力を余すことなく活用しているのです。その発信拠点となるのが、『果汁と果実』というわけです。

「テイクアウト専門のテラスカフェとマルシェを併設しています。季節のみかんを使ったカフェメニューの中でもイチオシはパフェ。冬には有田みかんを直接お買い求めいただけますので、ぜひお立ち寄りください!」(岡本店長)