ご飯が無限にすすむ! 究極の「チャーシューエッグ定食」を『新御茶ノ水 萬龍』で食べてきた

ご飯が無限にすすむ! 究極の「チャーシューエッグ定食」を『新御茶ノ水 萬龍』で食べてきた
『新御茶ノ水 萬龍』の「チャーシューエッグ定食」がウマい理由とは? | 食楽web

 東京・御茶ノ水にある町中華『新御茶ノ水 萬龍』をご存知でしょうか。ここは“安い・ウマい・ボリューミー”の3拍子が完璧にそろった大人気店。なかでも、ガッツリ食べて空腹を満たしたいと願う界隈の学生やビジネスマンや学生などに昼夜問わず人気なのが「チャーシューエッグ定食」(970円)です。

場所は千代田線・新御茶ノ水駅地上出口から徒歩10秒。もやしそば、麻婆豆腐丼、玉子チャーハン、焼き餃子、酢豚なども味わえる
場所は千代田線・新御茶ノ水駅地上出口から徒歩10秒。もやしそば、麻婆豆腐丼、玉子チャーハン、焼き餃子、酢豚なども味わえる

 オーダーして待つことしばし。ご飯、スープ、お新香とともに出てくるチャーシューエッグ。分厚く大きめのチャーシューが2枚も盛り付けられています。ステーキと見紛うばかりのサイズ感で、思わず箸ではなくナイフとフォークを探してしまいそうです。そのチャーシューを覆うように目玉焼きがのせられており、彩りも最高。見ただけで食欲のスイッチがONになります。

定食はご飯、スープ、お新香付き。主役のチャーシューは豚バラ肉と豚肩ロース肉が2枚+目玉焼き。ちなみに単品なら750円
定食はご飯、スープ、お新香付き。主役のチャーシューは豚バラ肉と豚肩ロース肉が2枚+目玉焼き。ちなみに単品なら750円

 2枚のチャーシューのうち、1枚は豚バラ肉、もう1枚は豚肩ロース肉を使用。弱火でじっくり3時間かけて煮込み、秘伝のタレに丸1日漬け込んで、中華鍋で焼き上げるという、まさに手間ひまかけた逸品です。

 まずはバラ肉のチャーシューから実食。箸でつまみ上げただけで崩れてしまいそうなほどのやわらかさ。口に入れれば、トロリとした歯ざわりで歯を立てなくても舌の上で吸い込まれるようにとろけていきます。

もちろんご飯にドーン! 濃いめの甘辛いタレがご飯と尋常ではない相性
もちろんご飯にドーン! 濃いめの甘辛いタレがご飯と尋常ではない相性

 一方の肩ロース肉のチャーシューは、バラ肉よりは歯ごたえがありますが、そのぶん、歯がじんわりと沈み込んでいくごとにコク深い味わいを感じられます。

 脂とうま味に、継ぎ足し続けて作ったという甘辛いタレが見事に調和して、あっという間にのどの奥に消えていきます。そのタレは濃いめの味付け。言われるまでもなくみなさん実行すると思いますが、いずれのチャーシューも白飯にのせて食べるのがオススメ。

 目玉焼きの黄身は半熟なので、チャーシューにからめて食べると味がマイルドになり、かすかな甘みも加わります。ご飯一杯では足りないのでは、と嬉しい不安も襲ってきます。

これこれ! 目玉焼きの黄身がチャーシューに絡み、さらにご飯がすすみまくります
これこれ! 目玉焼きの黄身がチャーシューに絡み、さらにご飯がすすみまくります

 チャーシューはラーメンの具材など“脇役”のイメージが強いですが、この定食では見事な主役ぶり。抜群の美味しさと存在感です。ご飯だけでなく、お酒のアテにもいけそうです。ちなみにこの『新御茶ノ水 萬龍』はチャーシュー作りにこだわっており「焼豚チャーハン」(700円)もオススメですよ。

(取材・文◎松本壮平)

●SHOP INFO

新御茶ノ水 萬龍外観

店名:新御茶ノ水 萬龍

住:東京都千代田区神田駿河台3-2-6 御茶ノ水ビル A.PLAZA 1F
TEL:03-5207-5678
営:11:00~23:00
休:日曜