元気になること間違いなし!ニンニクMAXの「豚キムチ丼・ギガ盛」1556g

待つこと数分。やってきたのは、ニンニクとキムチの匂いが漂う、いかにもストロングなギガ盛。早速計測です。直径30.5cmの器に重さは1556gに味噌汁183g(共に器の重さを除く)。さらに卵2個と漬物がついているので、トータル1.8kg超えのボリュームになります。
テンション高いまま一口! 最初にニンニクが口の中を一気に襲ってきます。その後キムチの味が追いかけてきます。だけれど、キムチは炒めているからなのか、辛味はかなり控えめ。辛さより旨み感の方が強く感じられます。正直にいうとまろやか。ほんの~り酸っぱさもある感じ。刺激が苦手な人でも、これならガツガツいける気がします。

「『豚キムチ丼』は、コクのある味付けを目指して作ったもので、特製ダレと厳選したキムチで作っています」と話すのはスタッフの内田光男さん。
ちなみにギガ盛は1日に5~6食は注文が入るとのこと。もちろんみなさん完食していくそうです。ちなみに、「豚キムチ丼」の場合、並と大盛には卵はつかないとのこと。メガ・ギガ限定のサービスなんですね。

そして気になる質問。卵2個は、いつ投入が正解?「卵は、ある程度食べ進めたところで入れるのがいいと思いますよ。お客さまの中には、卵を小鉢に落として、すき焼き風に食べる方もいらっしゃるし、最後までとっておいて、卵かけご飯で締める人もいらっしゃいますね」。なるほど。
おすすめの完食方法を聞くと「+180円で味噌汁を豚汁にグレードアップすると良いですよ」。ガツンとした豚キムチとの相性が相当いいと力説する内田さん。具がたっぷり、180円追加するだけの価値はあります!。

そしてもちろん、卓上の味変アイテムも。ニンニク、辛味、レモン汁、ふりかけ、一味、コショウ、醤油、特製ダレ。どれから行けばいい?「夏場はあっさりと、レモン汁とコショウで食べる人が多いようですよ」。
ということで、レモン汁&コショウで味変。本当にさっぱりする! レモンの酸味が邪魔しない、豚肉の脂を軽減して食べやすくしてくれるような感覚です。もちろん、添えられていた漬物も、コリコリ&さっぱり口直し。いいバランスです。

卓上に味変アイテムは色々ある、ということは、もし豚キムチばっかり食べてゴハンが残ったときは卵ごはんにしてもいいし、卓上のふりかけがなんとかしてくれる! そこからは豚キムチ:ゴハンのバランスを無視して食べすすめます。といっても、タレが濃厚だから、ゴハンだけ残ることはまずない。おそらくゴハンが足りなくなって完食する気がします。
卵をかけると喉越しが良くなるから、スイスイ食べちゃう。この1.5kg超丼、見た目以上に食べやすい、攻略しやすい気がします。食べ続けて飽きないってすごく大事。もし、もっと刺激が欲しい、という人のためには辛味と一味があるので増量できるし。1.5kg超えでも好きな方に進化していくから、どんどん行けちゃう気がします。

店の看板メニューである「スタミナ丼」、今回の「豚キムチ丼」のほか、店では期間限定で「まかない丼」も販売しているとのこと。「豚肉に卵、味噌ベースの味付けで、結構人気あるんですよ」。ちなみに「まかない丼」は並盛と大盛の2サイズで共に880円。
そしてとんぶりだけじゃない。「スタミナカレーのあいもり」「チキンカツカレー」などカレーメニューもあり、これらもメガ盛りで注文可能。また、丼じゃなく、ごはんとおかずは別々に味わいたい人には定食も。ただしこっちは並盛と大盛りの2サイズのみです。
今回で、『昭和食堂』の2大ギガ盛を制覇! なんですが、実は最大量ではなく、ギガ盛のボタンの横に「【肉増し】ギガ盛」(2300円)があります。「スタミナ丼」にも「【肉増し】ギガ盛」(2300円)があり、まだ店最大ボリュームのメニューを制覇していない、ってことになります。次回は、もっと体がぐったり~とか明日のためにエネルギーチャージしないと、みたいな日に、胃袋整えて再訪します!
(取材・文◎いしざわりかこ)