
一時期から「金沢カレー」というジャンルが全国的に知られるようになりました。その特徴は「黒に近い深い茶色のカレーで粘度がある」「ステンレス製の皿に盛り付けられる」「先割れスプーンかフォークで食べる」「カツカレーの場合、千切りキャベツも添えられる」など。
いずれにしても古き良き昭和の趣きを現代に継承するスタイルで、地元以外の人間であってもその魅力に取り憑かれる人は多そうに思います。
ただし、その「金沢カレー」の定義、変遷は実にややこしく、複数の店が「火付け役」「元祖」と名乗ることから門外漢には、「どれが正しい金沢カレーなのか?」がかすんで見えるのも正直なところ。そこで今回は「金沢カレーの元祖」であり、地元にカレー文化を根付かせた歴史を持つ名チェーン『チャンピオンカレー』の本店および本社を訪ね、その秘密を紐解きつつ、もちろん代表的メニューの「Lカツカレー」もいただいてきました!